8月最後の週末はバサラと天平祭です

8月26日（水）、台風が過ぎ去り青空には大きな雲だけが残りました。
奈良市内は晴れたり曇ったりですがどうやら雨の心配はなさそうです。


夏休みも終盤の今週末、奈良では恒例のバサラ祭と平城京天平祭があります。
奈良の夏の終わりを飾るのは、しんみりと美しい燈花会ではなく、賑やかなお祭なんです。



「バサラ祭り」とは、1999年に始まり今年で17回目を迎えるストリートダンスを中心としたイベント。
近鉄奈良駅周辺などで、各団体（踊り隊）が個性的な衣装と踊りでステージパフォーマンスやパレードを披露します。


ちなみにバサラ（婆裟羅）とは、鎌倉、室町時代に流行した風潮で、わざと拍子をはずし、自由に、目立つように演じること。
またその語源はサンスクリット語で「ダイヤモンド」を意味していて、参加するすべての人にダイヤモンドのように輝いてほしいとの思いが込められているそうです。


参加するのは33チーム約800人というかなり大きなイベント。
昨年はパレードを拝見しましたが、派手な出で立ちの踊り子さんたちは迫力があり過ぎて正直少しコワイ・・・と思った記憶があります。ですがそれだけ一生懸命でエネルギーが溢れている、ということですので見ごたえは十分。


大まかなスケジュールは以下の通りです。
29日（土）は11時半から春日大社で奉納演舞。13時からJR奈良駅前会場など3会場で順次ステージパフォーマンスを実施します。
そして30日（日）は11時半 から東大寺で奉納演舞があり、お昼12時半からは三条通でパレードが行われます。

バサラ祭2015
日時：8月29日(土)・30日(日)
場所：東大寺、春日大社、奈良公園など近鉄奈良駅周辺
※各会場や詳細のスケジュールなどはパンフレットか公式HPをご覧ください。



そして平城宮跡では、「平城京天平祭・夏2015～光と灯りのアートフェス～」が、8月28日から30日までの3日間開催されます。

こちらは夏の平城宮跡の夜を光と灯りで彩る毎年恒例のイベント。
ろうそくの灯りが揺らめく「燈花会＠大極殿」、奈良時代の貴族の衣装をまとった行列が練り歩く「光の天平行列」、朝堂院エリアには幻想的な光のアートが現れます。

またステージイベントは、
28日：せんとくんステージ、インドの古典舞踊、高千穂の夜神楽
29日：FMOSAKA Fantastic LIVE、バサラ祭 PRステージ、
30日：タイの古典舞踊 、石見神楽
が予定されているそうです。
他にも、オリジナルメニューが並ぶ「夏の夜市＆こども縁日」など盛りだくさんの内容です。

平城京天平祭☆夏2015
日時：8月28日（金）～30日（日）　17時半～21時（夏の夜市＆こども縁日は16時～）
場所：平城宮跡


夏休み最後の週末はお祭りがたくさんありますね。
夏の思い出にぜひ奈良へお越しください。

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