早めに選ぼう。心遣いのぽち袋。

先日から何度かご紹介している祝儀袋とともに人気の「ぽち袋」。

最近ではご近所の方がお財布片手にご来店され「祝儀袋、祝儀袋･･･」とか「ぽち袋ありますか？」と聞かれることも多くなりました。そういうお客様はたいてい他の商品には目もくれず、祝儀袋やぽち袋をお買い上げいただくと、急ぎ足でお帰りになられます。
どうやら急にご祝儀を渡す必要にせまられて、「あそこに行けば可愛いのがあったはず」とご来店くださるようです。ACART LIFESTYLEもそんなコンビニエンスな使われ方ができるようになったのだなーと、我ながらうれしく思います。


さてさてそんな街のホットステ･･･じゃなかったACART LIFESTYLEに、またまた可愛いぽち袋が入荷いたしました。あっという間、厳密には今晩含めあと86回寝ると、もうお正月ですから。


まずはこちら。

「美濃和紙細型金封3枚入り」￥340(税込)です。
日本の伝統的な柄がかわいらしいタッチで描かれています。
厚手の美濃和紙にシルクスクリーンによる印刷でとても味わい豊かです。

一枚ずつ手作業で作られており、多少の印刷ずれもありますが、逆にそれがよい雰囲気。
当店では、「つる」「たい」「こまいぬ」「つばき」の4種類が入荷しています。


お次はこちら。

「顔はめぽち袋1枚入り」￥216(税込)です。
名前は観光地によくある「顔はめパネル」に由来しています。昨今の自撮りブームやゆるキャラブームと関係あるのか無いのかわかりませんが、最近また増えてるような気がします。そういえば法隆寺に聖徳太子の顔はめパネルがあったような。
そうです。このぽち袋の真ん中から覗いている福沢諭吉は、実はお札そのものなのです。


ちなみに諭吉だけでなく、樋口用(=五千円札用)、野口用=千円札用)があります。
それぞれ専用設計なので違うお札だとズレます。ご注意ください。


最後は当店では定番のぽち袋。

「St.Japonism(セントジャポニズム) POCHI 3枚入り」が二種類。

のし部分が立体的に紐でできているものと、新しく追加されたのしが箔押し印刷になっているものがあり、それぞれカラーバリエーションが異なりますが、どちらも3枚入で￥389(税込)です。

※いずれの商品も古川紙工株式会社の製品です。
　ACART LIFESTYLE online storeでのお取り扱いはしておらず、店頭のみの販売となりますのでご了承ください。


諸説ありますがもともと「ぽち袋」とは「これっぽっち」、もしくは関西弁の「ぼちぼち」から付いた名前だと言われています。お正月のお年玉で使われることが多いですが、もとは芸姑さんや芸者さん、旅館や料亭で働く方に感謝の気持ちで渡すチップのようなものだったとか。
お正月にお年玉として子どもたちに現金をプレゼントするという風習は、実は高度経済成長期である60年代頃から定着したものなのだそうで、最近では「お盆玉」といって、夏休みに実家に帰るとおじいちゃん、おばあちゃんがお金をくれるという羨ましい(というか余計なことしてくれるなよー的な)風習も現れ始めたと聞きます。


いずれにせよ、単なるお金ではなく渡すのは「心遣い」そのものです。
素敵なぽち袋で、もらって嬉しく渡して楽しいお年玉の準備をそろそろ始めてみませんか？

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