朝、超急ぎで籠松明を拝んできた。 [奈良のこと]

気持ちよく晴れてついどこかへ行きたくなる土曜日。
本日はお水取りで最も有名な籠松明が上堂する日です。
この陽気に誘われて突然思い立ち、朝からお松明を見に二月堂へ行って参りました。

きたまちから二月堂へのアクセスは何通りかありますが、すでにどの道の脇にもパイロンが並び、駐車車両を警戒。また焼門跡から東大寺方向へは基本的には車両通行止めです。警備員さんもあちこちに立っていて、朝から少しものものしい雰囲気でした。
徒歩だと大好きな二月堂裏参道から参るのですが、本日は自転車でしたので大仏殿の横を通ってかなり遠回り。
大仏殿のそばの鏡池横にも本日のお水取りの場所を示す地図や順路の看板がありました。
あちこちが少しずつお水取り仕様です。

さて順路を辿っていくと大鐘の広場へ到着。
本日のお松明を見るにはまずこの大鐘の広場に来ないといけません。
ここで二月堂への誘導路に入るのを待ち、その後ゾロゾロと誘導され、おそらく移動しながらお松明を見学する、ということですね。他のどこからも二月堂はおろか誘導路へも入れませんので、見学される方はどうぞお早めにこの大鐘へ。

大鐘を通りすぎていよいよ二月堂へ。おそらくお昼ご飯前でしたので、煮炊きをする煙が上がっていました。
また大湯屋の前にはお香水が。ACARTも確実なことはわかりませんが、参拝の方がいただいていたので、飲んでも良さそうでした。横に竹の筒がありましたので、志を納めるシステムだと思われます。

そして肝心の籠松明は・・・。
すでにできあがったものが立てかけてありました。
これが二月堂の舞台へ上がり、2万人以上と言われる見物客に火の粉を撒き散らすんですね。

写真の枚数が多すぎますのでここではご紹介できていませんが、あちこちに張られた結界や今夜お香水が汲み上げられる閼伽井屋、竹の柵など普段とは違う、この時期ならではの二月堂を見ることができました。
今年も少しですが来られて良かった・・・。

何度もしつこいようですが本日は土曜日ですしお水取りですので、大仏殿も二月堂も朝から沢山の人です。
これから夕方になると二月堂はもっと沢山の人で溢れかえるのでしょう。
今はお天気ですが夜になると気温も下がって寒くなります。見学予定の方は防寒も真冬並み、混雑も覚悟してどうぞ安全にお参りください。
最後に。
そんな喧騒も関係なく、明日は姉の猫スタッフが出勤いたします。

篭つながり。確かに。
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