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「信貴山縁起絵巻」奈良国立博物館で開催中です [奈良のこと]

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日本三大絵巻の一つ、国宝「信貴山縁起絵巻」。
全長約35mを越える大迫力のこの絵巻は、聖徳太子により創建されたと伝えられる信貴山朝護孫子寺(しぎさんちょうごそんしじ)の篤い信仰のもとに制作された、平安絵画の名品として知られています。

この全3巻を同時公開する特別展「国宝 信貴山縁起絵巻―朝護孫子寺と毘沙門天王信仰の至宝」が奈良国立博物館で4月9日から5月22日まで開催されています。
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絵巻は「山崎長者巻」「延喜加持巻」「尼公巻」の全三巻で、 神通力を身につけた命蓮(みょうれん)上人が次々に起こす奇跡や摩訶不思議なストーリーと、それに驚く人々の表情か躍動感あふれる画面の中に生き生きと描写されています。
また信貴山縁起絵巻には、人間だけでなく猫や犬も描かれていて、「尼公の巻」に描かれた猫は日本最古の「絵に描かれた猫」なんだそうです。博物館でぜひ探してみてください。
全会期中を通じて三巻すべての場面を同時公開するのは史上初めての試み。展示替えがないのですべて見るために何度も足を運ぶ必要がないのはうれしいですし、国宝絵巻の魅力を心ゆくまで堪能できるまたとない機会ですので、ぜひ足をお運びください。

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さて信貴山朝護孫子寺といえば、有名なのが体長約6mの張り子の虎。トラつながりで、阪神タイガースの選手が戦勝祈願する寺としても有名です。
大きな大きな虎は近くで見ると迫力満点ですが、売店では小さな虎も売っています。
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また、こちらのお寺は東大寺や興福寺と違ってなんと言うか…豪華、いや、派手です。
普段侘びた感じのお寺や神社を見慣れているACARTとしてはかなりびっくりで新鮮でした。
さらに叩いたり座ったり潜ったりと体験型や参加型のお参りが多くできるので、楽しみながらお寺を巡りたい方やお子様にもオススメです。
何より信貴山からの眺めは素晴らしいのでぜひ足を運んでみてください。

それにしても信貴山縁起絵巻、よくよくみるとかなりおもしろいです。ワッペンあったら絶対かわいいですが、売れるかどうか不安ですね。
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というわけですでにある「張り子の虎」ワッペンをご紹介しておきます。
これはこれでなんとも愛くるしい表情です。


「国宝 信貴山縁起絵巻―朝護孫子寺と毘沙門天王信仰の至宝」
場所:奈良国立博物館 東新館・西新館
期間:4月9日~5月22日 
※月曜休館(5月2日は開館)
開館時間:午前9時30分~午後5時
※4月29日以降の毎週金曜日は午後7時まで
※入館は閉館の30分前まで
チケット:大人1枚1300円


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