興福寺東金堂に、あのお方が戻って来られました。

本日は月曜日ですがハッピーマンデー制度による成人の日、祝日ですので営業しております。
もちろん昨日お伝えしたとおり、今年初出勤の末っ子がやってきています。

そして次女も出勤しています。警戒心いっぱいの末っ子と緊張感の無い次女のコントラストをぜひお楽しみください。

さて、最近当店にいらっしゃるお客様から「阿修羅さんに会えなかった」というお話を聞くことがあります。

そうなんです。
チラッとお知らせしたかと思いますが、阿修羅さんがいらっしゃる興福寺の国宝館は、耐震工事のため今年1年間は休館しています。
まるっと1年ってけっこう長いし、すぐそばで生きる者としてはけっこう一大事な感じがするのですが、告知などちょっと控え目でご存知でない方もいらっしゃるようですね。
せっかく行ったのに閉まってた！と訪れた方ががっかりすることのないように、ACARTも奈良市民として頑張って拡散させますよ。

もちろん国宝館がお休みですので、阿修羅さんだけでなく千手観音菩薩立像や八部衆立像などの国宝も見ることはできません。
残念ではありますが、そのかわりに（？）仮講堂で春と秋の2期に分け、寺宝の一部を展示する予定だそうです。
以下が仮講堂での公開日程です。
春：3月15日～6月18日
秋：9月15日～11月19日
どんな風に展示されるのか、これはこれで楽しみですね。

また国宝館の耐震工事が終わる2018年には、現在復元している中金堂も落慶する予定ですし、楽しみに待ちましょう。


そんな中、同じく国宝館に展示されていた国宝の「仏頭」が80年振りに東金堂へ戻り、7日から公開されています。
「仏頭」は白鳳文化を代表する傑作で、1937年に奈良市の興福寺東金堂で見つかったもの。
東金堂には、仏頭とともに山田寺から運ばれた日光・月光菩薩立像も安置されていて、三尊が揃うのは約600年振りなんだそうです。
ものすごい久しぶりの再会というわけですね。
3月まで他の国宝館の仏様たちにはお会いできませんが、この仏頭さんの展示も大変珍しい機会ですので、ぜひお参りください。


最後に、仏頭に会うこともかなわない方には当店の「阿修羅わっぺん」をオススメいたします。
実際に「阿修羅さんに会えなかったから」とお買い上げくださる方もいらっしゃるので、ちょっとおそれ多いですが、ありがたいですね。

タグ：阿修羅 国宝館休館 興福寺 看板猫　奈良

コメント 1

火曜日は代休なのかしら
火曜日はまた大仏殿のお仕事を頂戴したので、“長池のほとり”鐘楼に上る大階段の下で一日過ごすことになりますわ

by ぷー (2017-01-09 23:47)