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空気の器 ルート・ブリュックです。 [商品紹介]

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11月14日土曜日になりました。
比較的穏やかな過ごしやすい週末。いっときの寒さはずいぶん緩みましたが、新型コロナ対策に気の緩みは厳禁です。でも財布の紐は緩めてご来店ください。

奈良公園の紅葉もいよいよ今週・来週が見頃という感じですね。
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こちらは当店からすぐ近く、毎年見事な紅葉を見せてくれる瑜伽神社。絶品のスイーツでおなじみのpieni blanc(ピエニブラン)さんのちょうど裏山にあたる場所にあります。
写真はこちらの都合で本日ではなく一昨日木曜日の様子なので、今日明日はもう少し紅葉が進むかもしれません。お近くに来られたらぜひ覗いてみてください。

さてさてそんな土曜日、ACART LIFESTYLEには猫スタッフが出勤しています。
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本日の担当は長女。
若い頃より一層寒さが苦手になった気がしますが、ご安心ください!店頭の猫ベッドにはもちろん湯たんぽ(レンジで加熱するタイプ)が入っています。むしろこの湯たんぽを楽しみに寒くなる日を待っているようなところもあり、いつも大事そうに抱えてスヤスヤ寝ております。


さてさて、本日は新商品のご紹介です。
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こちらも大人気、かみの工作所の福永紙工さんから届いた「空気の器」「ルート・ブリュック」3種類です。
印象的な瞳の愛らしい表情。あれれ?猫なのかしら?
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ルート・ブリュック(Rut Bryk, 1916−1999)はフィンランドを代表するアーティスト。名窯・アラビア製陶所に長く在籍し、陶板からモザイク壁画まで、陶芸の既成概念にとらわれない多くの作品を世に送り出したことで知られています。
没後20年にあたる昨年から、初めてとなる回顧展が日本各地で開催され、現在その最後の展覧会「ルート・ブリュック 蝶の軌跡」が新潟県立万代島美術館で12/6まで開催されています。
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そしてその展覧会のポスターがこちら。
あの愛らしい瞳の主は、こちらの生き物のようです。
タイトルは「ライオンに化けたロバ」だそう。

そっかこの顔はライオンだったんですね!
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といわけでライオンに化けた長女。
早速、空気の器に話を戻してみてみましょう。

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今回製品化されたのは、この3タイプです。各1枚入で価格は全部同じ¥770(¥700+税)となります。

こちらは一番目立つのは「LEIJONA」。
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空気の器 LEIJONA by RUT BRYK ¥770(¥700+税)
レイジョナあるいはレイヨナ、フィンランド語でライオンの意味。
確かに胴体が無いのでロバの要素は消えてしまってますね。
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裏面もタイルピースを使った幾何学模様。
器の形状に立ち上げたときに見せる模様の変化は空気の器ならでは。

そしてお次、「PERHONEN」ペルフォネンあるいはペルホネン。
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空気の器 PERHONEN by RUT BRYK ¥770(¥700+税)
フィンランド語で「蝶」の意味。話が逸れますが同じく空気の器にも作品が使われているテキスタイルブランド「ミナ ペルホネン」のペルホネンです。ミナ~のデザイナー皆川明さんは若い頃に出会ったルート・ブリュックの作品が、自らの作品に大きな影響を与えていることを公言されています。またルート・ブリュックの長女でアーティストのマーリア・ヴィルカラさんとの交流もあるとか。
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ルート・ブリュックの父親は、蝶の研究科であると同時に画家でもあったそうで、この蝶のモチーフはルート・ブリュックの代表的な作品でもあります。


そしてこちらが3つ目「SUISTAMO」スイスタモという街の名前。
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空気の器 SUISTAMO by RUT BRYK ¥770(¥700+税)
フィンランドから旧ソ連に割譲されたラドガ・ガレリア地方の街で、ルート・ブリュックも何度も訪れたそうです。
今回の空気の器はルート・ブリュックの作品を平面的に撮影した写真をプリントしてあるようですが、実際の作品はタイルの凹凸があり、それがつくりだす陰影や、厚めに施された釉薬の艶なども印象深いそうです。
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裏側は表の鮮やかな色合いとは相反するモノトーンの模様。
もちろんどちらが表でどちらが裏と決まっているわけではありません。お好きなように広げて飾ってください。

今回の「空気の器」で垣間見たルート・ブリュックの世界。
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アカートもこの製品をきっかけに知り、そしてもっと深く知りたいと思いました。
そんな出会いを提供してくれるのも「空気の器」シリーズの素敵なところではないでしょうか。


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