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若草山の山焼き 2014年1月25日(土) [その他]

その2「ガイド編」はこちらです。
http://acartlifestyle.blog.so-net.ne.jp/2014-01-22


今日は成人の日。
朝から振袖姿の新成人たちをたくさん見かけました。
彼ら彼女らにすばらしい未来が訪れますように。

DSC01314.JPG
さて、今年も若草山の山焼きが1月25日(土)に開催されます。
※雨天など点火不能の場合は2月1日(土)に延期

ACART LIFESTYLE のお店からは残念ながら見えませんが、
奈良では珍しく大きな花火も上がるので、毎年楽しみな行事のひとつです。

ところで、この山焼きについてACART LIFESTYLEのスタッフは
ちょっとした勘違いをしていたことに、ガイドブックを読んでいて気が付きました。
山焼きというのは、草が生えてこないようにとか、何かしらの理由で
ただただ山を真っ黒に焼いているだけ、と勝手に思っておりました。
紛いなりにも奈良市民として、お恥ずかしい話です。

実はこの山焼きには起源があります。
この起源には諸説ありますが、「若草山焼き行事実行委員会」の出すガイドブックには
以下のように書かれています。

DSC01302.JPG
若草山の頂上は前方後円の鶯塚古墳なのですが、
その昔ここから出る幽霊が人々をこわがらせるという迷信があり、しかも
「この山を翌年1月頃までに焼かなければ何か望ましくないことが起こる」
と考えられたこともあり、通行する人が放火し東大寺境内に火が迫る事件が再三起こったそうです。
近隣社寺への延焼の危険が絶えなかったため、江戸時代末期には東大寺・興福寺と奈良奉行所が
立ち会って山を焼くようになった、ということです。

古墳にねむる霊魂を鎮めるための祭礼であり、供養のためでもあったんですねー。
これ以外にも、近隣の大きな社寺の領地争いがもとであるなどの説や、
春の芽生えを良くするための野焼きが起源、という説もあるようです。  
現在は観光行事としてはもちろん、火災予防のための役割も果たしているそうです。
ACART LIFESTYLEのスタッフの解釈も、あながち間違ってはいなかったようです、よかった。

そんな若草山山焼き、2014年は以下のように行われるそうです。
2014年1月25日(土)
18:15 大花火打ち上げ
18:30 山焼き一斉点火

当日は14:00頃から車両通行規制が行われます。
お車でおこしの方は奈良町近辺の有料駐車場をご利用のうえ
ならまち散策をしてから奈良公園の新公会堂あたりで見物されるといいかもしれません。
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