薄く薄くうつくしく。 miyama sasasaシリーズ [商品紹介]
昨日の夜から今朝にかけては寒かったのですが、今日は気持ちよく晴れて暖かい奈良市内。
朝晩は少し冷えますがお昼間は上着無しでも過ごせそうです。
と、このところいつも「朝晩は寒い」というようなことをブログで書いている気がしますが、
これって奈良だけなんですかね?ていうか、ACARTスタッフがただ単に寒がりなんですかね?
なんだか寒がっているのは自分だけのような気がするほど、観光客の方々は薄着なのです。
天気予報では本日の奈良の最低気温は3℃。ほら、やっぱり寒い。
今日の夜はあまり気温が下がらず、明日以降は最低気温も少し上がるようですが、金曜からはお天気は下り坂。
そんなこんなでこの季節意外と肌寒いので、奈良にいらっしゃる寒がりの方はやはり上着は一枚あったほうが良さそうですね。
暖かかったり寒かったり、雨が降ったりの春先、地面からにょきにょき出てくるのが筍。
この季節お弁当屋さんやスーパーでは「筍ご飯」ののぼりやポップを目にすることも多く、つい手にとってしまいます。春って感じがしますよね。
筍といえば成長して竹、そして笹。
笹は葉を絶やすことなく年中青々と繁り、その枝はどんな重みにもしなり、折れることがないといいます。
また、地にしっかりと根を張り節目正しく真直に伸び、成長してゆく性質があることから、家運隆盛・商売繁盛に通じる、縁起の良いものとされています。
1月5日にACART LIFESTYLEの近所のえびす神社で行われる十日えびすでも参拝者が(もちろんACARTスタッフも)吉兆笹を授かる光景がたくさん見られました。
そんな縁起の良い笹の模様が入った器、ミヤマ/miyama(株式会社ミヤマプランニング) の「sasasa」シリーズを
本日はご紹介します。
同じくmiyamaのsuuunについては何度かこのブログでもご紹介したのですが、何故か「sasasa」シリーズについてはノータッチでした。
・ACART LIFESTYLE blog 「Suuunおつまみ重箱」
・ACART LIFESTYLE blog 「Suuun勢高土瓶(急須)」
Suuunのシリーズに比べると若干渋め、控えめな印象ですが、白磁土を薄く薄く作り込み、釉薬銅版の技法や
土を1340度という高温にて焼き上げる方法はSuuunと同様です。
その薄さゆえにほんのりと透け、浮かび上がるように見える笹は、まるで障子越しの風景を思い起こします。
グラスを明るいところで使用すると、中に飲み物が入っているかどうかがわかる透け感。
磁器であるにもかかわらず、「グラス」という名前をつけたことにも納得です。
触り心地はしっとりマットで手に馴染み、いつまでも触っていたくなる質感。
笹のモチーフというと一見和風にも見えますが、不規則に並んだ笹の模様が軽快でどこかモダンな印象。
2010年のグッドデザイン賞にも選ばれた、繊細で美しい器です。
このsasasaシリーズにはぐい呑、タンブラー(250cc)、6オールドグラス(200cc)と8オールドグラス(270cc)、勢高土瓶があります。
また、色は白、緑、銀灰の3色。
当店では「Suuunは少し華やか過ぎる」という年配の方や、若い方でも渋好みの方に選んでいただいています。
土瓶とグラスをセットにしてプレゼントにも最適ですし、ご自宅用にも人気です。
ちなみに、このグラスを手にとった多くの方が「薄すぎて熱いお茶を入れたら熱くて持てないのでは?」と不安を口にされますが、心配ご無用。
もちろん全然熱くならない、わけはありませんが普通の陶器のお湯呑みとほぼ変わらない使用感ですし、持てます。
この薄さと軽さ、しっとりとした質感とそしてなにより美しさを感じていただくにはやはりご来店いただくのが一番。
ぜひ当店で手に取ってその細かな表情をご覧ください。
ACART LIFESTYLE online store 「miyama商品一覧」
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