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機能は本格派。ノギス付ボールペン「Cleo Skribent メッソグラフ」 [商品紹介]

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以前にも少しだけご紹介したことがあるメッソグラフ。
ドイツCleo Skribent(クレオ・スクリベント)社のノギス付ボールペンです。
ボールペンにノギスが付いたという「それ必要ない感」がちょっと可笑しくてお客様からはオモチャだと思われがち。でもその機能は本格派なのです。

まず普通のノギスと同様に物の外径や内径が測定できます。
目盛は1mm単位の大雑把なものに見えますが、実は1/10mmまで測定が可能。

これは本物のノギスと同じく、2箇所の目盛を用いて1mm単位と0.1mm単位を表示します。
例えばこの写真、22.6mmを表しているのですが、わかるでしょうか?
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上段の10個だけあるの目盛のうち一番左側の目盛(=主尺)が22を過ぎたあたりにあるので22mm+α。
それとその右側の残りの目盛(=副尺)のうち、左から6番目の目盛だけが下の目盛のピッチと一致しているので、0.6mmということになります。
う~ん。文章で書かれてもなかなか理解できない。
というわけで、慣れるまでは後からメジャーで測って「だいたい合ってる」ってやることになるんですけど。

DSC07243.JPG
内径はこんな感じで測定します。
写真の工房アイザワストレートケトルの注ぎ口は10.0mm。
※内径は外径の測定値に4.0mmを加算して求めます。
コーヒーのドリップにちょうどいい細さだ!ということがわかるわけですね。

さて、このノギス付ボールペン。もう1カ所測定できるものがあります。
取扱説明書によると、それはタイヤの溝の深さ。
別にタイヤじゃなくても穴の深さを測れるんですが、この製品はもともとそれが目的でつくられたとか。
最大10mmしか目盛が無いのでちょうどタイヤの溝を測るのにピッタリというところでしょうか。

ええっ!?タイヤの溝なんか測らないけど。
確かに日本のドライバーの多くは、そんなこと気にしませんよね。
もちろん法律的には乗車前の運行点検が義務とされていますが、実際のところは・・・。

日本では2年毎の車検の際にしか測定されないタイヤの溝ですが、ドイツではスピード違反や駐車違反と同じように、街の中(多くは駐車中)で検査され、違反してる場合に罰則があるのだそうです。
このノギス付きボールペンを持ったオマワリさんがノギスで測ってボールペンで書く、と。
ちなみに3mm以下がNGだとか。さすがはアウトバーンの国ですね。
DSC03564.JPG

実際の測定方法はこんな感じです。
ペン先を出さない状態で、ペン先を溝の山に当て、ペンホルダー部分を溝の谷にあてると深さが表示されます。
DSC07252.JPG
例えばこのお皿の厚さを溝の深さに見立てて測定すると、8.0mmということになりました。セーフですね。

定規でもできそーな感じですが、愛車のアウディに乗り込む前にイタリア製のスーツの胸ポケットから取り出すなら定規じゃなくてメッソグラフ。これぐらいオシャレな道具じゃないとサマになりません。

最後に。先程からこの商品の「ノギス」にのみ言及してしまっていますが、ボールペンですのでもちろん書けます。
それどころか、当店のレジでカードにてお支払いいただいたときのサインなどでお客様にもお使いいただくと、「めちゃくちゃ書きやすい!」と驚嘆されることが多いほど、思いの外書き心地が良いのです。

計測マニアのお友達やタイヤ好きのお父様に、ぜひ遊び心と一緒に意外と本気のノギス付きボールペンを。
当店オンラインストアでもご購入いただけます。
ACART LIFESTYLE online store「Cleo Skribent メッソグラフ」税込¥3,240
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