SSブログ

素焼っぽいけど汚れないの?1616 TYシリーズ グレー(coffee cup) [商品紹介]

DSC01436.JPG

最近割とよく売れているのが開店当初から当店の一番奥に鎮座する1616/arita japanの各商品。
サイズ違いをセットにしてプレゼントされる方も多いですし、ご自宅用に少しずつ買われる方ももちろん沢山いらっしゃいます。
この1616のTYシリーズ、特にグレーについて必ずと言って良いほど聞かれるのが「油汚れが染み込んだりしないの?」とか「色が付いてとれなくなったりしないの?」などの疑問。確かにグレーのTYは表面がマットで、磁器にしてはざらっとしていると言っても過言ではないほど。
油染みとか黒ずみとか、すぐに付着してとれなくなりそう、というお気持ち、わかります。

このTYシリーズのホワイトは艶のある仕上げで質感だけで言うと普通の磁器とあまり違いが無く、使い勝手も想像がつきますが、グレーは素焼きのような仕上げでちょっと不思議な質感。その理由は釉薬を使わずに焼きしめ、最後に研磨の工程を加えることで独特の質感を生みだしているから。

DSC05807.JPG
また、グレーは高温に耐える強度のある高密度の陶土を使っているので、電子レンジや食洗機はもちろんオーブンもOK。形状やサイズ展開だけでなく用途もフレキシブルで多彩な食生活に対応します。
デザインの美しさに押されて「まあなんとかなるだろう」と購入されるお客様もいらっしゃいますが、普通に使えそうな白を選ぶか、迷われるお客様が多いのも事実。
そんなお客様に前述のような製品の成り立ちはご説明できますが、実際の使い勝手はやはり使ってみないとわからない・・・、ということでACARTスタッフの自宅でもこのTYシリーズのグレーを実験的に使用しております。


DSC05809.JPG
まずはTYシリーズグレーのコーヒーカップ。
「色が付いてとれなくなったりしないの?」という疑問に対して。
コーヒーカップで言うと、コーヒーの黒い汚れが茶渋みたいに残りやすいのでは?という印象を持たれがちですが、
結論から言うと、ふつうの艶のある磁器と比べても差はないと言えます。

コーヒーを注いでしばらく置くとやはり輪っかのような茶色い跡はつきますが、これはコーヒーカップを「くるん」と回せばさっととれますし、半日~1日置きっぱなしでも何度も継ぎ足して使っても洗えば普通にとれます。
一瞬でもコーヒーの輪っかが許せない!という方にはお勧めできませんが、洗ってとれればOKと思っていただける方なら大丈夫かと思います。
しかも水でさっと流すだけで、軽い汚れならすぐに落ちるという気がします。
そして洗うという点について、使ってみてわかったことは意外にも水切れが良いこと。
洗った後に水切りに置くと、サーッと水がはけていくのがわかります。
今流行の珪藻土マットではないので蒸発でも染み込んでいるわけでもなく、水は表面を滑って下に落ちているだけなのですが、まるで撥水加工がしてあるかのようです。

もちろん何ヶ月も使えばコーヒーの色がカップに沈着してしまったりするかもしれませんが、それは普通の艶ありの磁器でも起こりうることだと思います。
ただ、経年変化を見る上でどれくらい使い倒せばシミがついてきて、どうやったらその汚れがとれるのかは今後も追って観察し、お伝えする予定です。
幸い?ACART家はコーヒーカップについてはかなりのヘビーユーザーですので、かなり過酷な状況で使用されたかわいそうなコーヒーカップの状況を今後もお伝えできるかと思います。

DSC07824.JPG
ちなみに、ACART家で使っているのはコーヒーカップのハンドル無し。
以前使っていたコーヒーカップが普通にハンドル付きだったので、たまに間違えてハンドル部分に指を引っ掛けけようと変な動作をしてしまいますが、それ以外は特に支障はありません。
サイズ感としては湯呑にも近いので、コーヒーを飲んでいるのに「ズズっ」とお茶を飲んでいるような感じにもなってしまいますが、逆に湯呑として使ってもかわいい、という新たな発見もありました。
さらに「すごく薄いけど熱くて持てなくならないの?」という質問もたまにありますが、コーヒーを入れて持てなくなるほど熱くはなりませんでした。
手の皮の厚いACART2号はもちろん猫手(?)のACART1号でも普通に持てます。

以上、1616/arita japan TYシリーズのコーヒカップ・グレーを使ってみたらこんな感じだった、というお話でした。
これらはすべて個人の感想ですので、全てのケースにおいてこの様な使用感である、というわけではないことをご了承ください。
今後もできるだけ色んなストレスを与えて(壊れない程度にですが)継続使用し、店頭やブログにてお伝えできればと思っております。
また他にもプレートなども使用しておりますので、それについてもご紹介していく予定です。
まぁ、売る側からどんなに言葉でお伝えしても、にわかには信じ難いですよね・・・。
本当は店頭でコーヒーを入れて付いた汚れを水で流していただく、というのをお客様にやっていただければ一番良いのですが。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:インテリア・雑貨

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

インテリア雑貨店ACART LIFESTYLE/アカートライフスタイルのオフィシャルブログ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。