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後継者問題 [商品紹介]

本日も奈良市内は雨です。やっぱりお客様は少なめだし足元は悪いし、なんか憂鬱です。
「雨の日って意外と好き」とか言えるオシャレな大人になりたいもんです。

さて、ブログタイトルについて。昨年のある時期からACARTが人知れずずっと悩んでいることです。
お店を誰かに継いでもらって、ACART早々と隠居生活・・・、ではなく。
御年12歳の猫スタッフの後を継ぐ看板猫のこと・・・、でもなく。

大人気で惜しまれつつ生産・販売を終了したこの急須の後継者についてです。

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おばあちゃんの家にありそうな懐かしい佇まいなのにどこかスタイリッシュ、そして愛らしく見た人を虜にする工房アイザワの急須。お店を始めるにあたって、ぜひ取扱いたいと思っていた商品の一つでした。
昨年この急須を生産していた工場が残念ながら廃業してしまい、アイザワさんからまわしていただいた残りの在庫を大切に売っていたのですが、ついに完売。
おそらく日本中のお店でこの急須がどんどん完売になり、今年のはじめ頃には絶滅危惧種となりました。当店にも毎日のようにお問い合わせやご注文があったためオンラインストアでは随分前に完売し、ついに店頭からも姿を消してしまいました。
あぁ、さみしい。
販売終了が決まって以来、アイザワさんが当店に来られた際には「後継モデルは出ないんですか?」としつこく聞いていたのですが、同じものはもう作れない、という同じお答え。
あぁ、残念。

そうやって泣き暮らすACARTに先日いらしたアイザワさんが差し出したのが、本日ご紹介するこちら。
ストレートティーポットです。
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以前からアイザワさんの商品としてあるもので、特にあの急須の後継モデル、というわけではないのですが、機能として一番近いのがこちらだろう、とご提案いただきました。
従来品ですが実物は見たことがなかったのと前述の急須がお気に入りだったので、今までは注文するつもりがなかったのですが、これはこれでかわいい。
優しくもキリっとした佇まいの美しいティーポット。むしろあの急須の後継と言うには失礼なほどに素敵な製品だったのです。

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名前の通りストンとした直線的なラインは、同じくアイザワさんで人気のストレートケトルと相似図形のようなフォルム。ちなみにストレートケトルの方はデザインをそのままに素材だけを変更した新型が発売されております。当店でも初回入荷分は店頭ですぐに完売してしまいましたので、次回入荷分からはオンラインストアで販売を再開する見込みです。


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表面は指紋や水滴などが目立たない艶消しマットな仕上げ。手に持つとさらりとしています。持ち手は孟宗竹が優しく調和しています。件の急須がどちらかと言うと和風の印象だったのに対し、こちらは洋にもすんなり溶け込むシンプルなデザイン。

煎茶にも紅茶にも、中国茶にもお使いいただけます。
容量は満水で約400cc。茶葉を入れて使うと入れられるお湯の量はもう少し減ってしまいますが、お湯呑約2杯分でしょうか。

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少し深めの大きな茶漉しがついていますので、たっぷり茶葉を入れてご使用いただけます。
さらに口が広いので内側を洗うのも簡単です。
ステンレス製ですので落としても割れない堅牢さも自慢ですが、お湯を注ぐと熱くなりますのでその点は十分ご注意ください。
全体的に小振りですし弦の部分はどちら側にも倒せますので収納の場所もとりません。お値段は税込4968円。
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販売終了となった急須が欲しかった、という方も一度このティーポットを店頭でご覧ください。後継者、としてではなく単純にこの製品のことも好きになっていただけることと思います。

ACART LIFESTYLE online storeでも本日より販売開始です。
工房アイザワ ブラックピーマン急須 ストレートポット(弦手) ¥4,968(税込)



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