かわいい「なかま」がなかま入り！

本日の奈良市内は天気予報が外れて晴れています。ちょっと蒸し暑いですし日差しも強いので、当店にいらっしゃるお客様もとても暑そう。



日曜ということでいつも通り猫スタッフも出勤していますが、夏を前に衣替え・・・、いや毛替えの時期で抜け毛の量がハンパないです。朝から来ていただいたお客様にナデナデしてもらっていますが、そのたびに毛がホワホワと抜けてしまって、ご迷惑をお掛けしております。


さて、猫は単独行動で群れをなさない、といいますが、本日ご紹介するのは「なかま」の商品。

こちらはみなさんご存知の御伽草子「桃太郎」。
桃から生まれた男の子が、犬と猿とキジと一緒に鬼を退治するお話です。
説明するまでもないと思いますが、帰国子女の方や留学生の方も当ブログをご覧になっているかもしれませんので念のため。


おばあさんが川で拾った桃を切ろうとしたら、桃が自然に割れて中から男の子が飛び出してきた。桃太郎と名付けられた男の子はすくすくと育ち、ある日「鬼退治に行く」と言い、きびだんごを持って鬼退治に出かけた。
道中で犬と猿とキジを仲間にした桃太郎は鬼の住む鬼ヶ島へ行き、酒盛りしていた鬼たちを攻撃。犬がかみつき、猿がひっかき、キジがつついて見事に鬼を退治して、奪われた宝を取り戻し村で平和に暮らしました。

というお話。まぁ、だれもが知っている有名な話ですよね。もちろん昔話ですので突っ込みどころも満載ですが、そこには一旦目をつぶってやっと商品紹介です。
桃太郎と一緒に鬼を退治した「なかま」たちのブローチです。


御伽草子シリーズ　桃太郎のなかまブローチ　「いぬ」「さる」「きじ」　788円（税込）

以前のブログで、最近の昔話はお子様向けに内容を少しだけ優しく変更しているものがある、と書きましたが、実はこのお話にも各場面でイチイチ諸説あり、桃はお婆さんが割った、とか桃太郎は自分から鬼退治に行きたがった訳ではない、とか最後に鬼たちが集めた宝物を持って帰ったから桃太郎のほうこそ強盗だろう！とか。まあ調べているとあれこれ出てきます。
お話の出展によっては、キジが鬼の目をつつく、えぐる、などのちょっと痛そうな場面も・・・。


しかしながら今回注目したいのはそこではなく、このブローチになっている動物たちについて。
ACARTが子供のころは犬・猿・キジは桃太郎の「家来」と言われていた気がしますが、最近は「なかま」なんですね。
おそらく京東都のデザインを手がけるスリーミンさんの世代も「家来」だったと推測しますが、商品説明には「桃太郎のなかま」とあります。かわいい動物たちを「家来」ではなく「なかま」としたのは、スリーミンさん的な現代の子どもたちへの配慮なのでしょうか。
確かに、このブローチのなかまたちの表情を見ていると、かわいらしくてとても家来とは言えない気がしてきます。


どのなかまも刺繍の地の部分の布がベルベットのようなちょっとだけ起毛した素材なので毛並み良く仕上がっています。旅のお供に、通勤通学のなかまに、一匹いかがでしょうか。


猫スタッフと一緒に当店で働いてくれる「なかま」候補の妹は、ますますやんちゃになっていく今日このごろ。
まだまだ育成枠から出られそうにありません・・・。

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