にゃらまち猫アート展示作品は彫刻家 杉村 仁 先生の作品です [奈良のこと]
6月の人気イベント「にゃらまち猫アート」がいよいよ始まりました。
初日の1日は定休日でしたので、当店としては昨日6/2(火)からスタートとなったのですが、早くも公式ガイドブックを持ったお客様がたくさんいらっしゃいました。
昨年まで「にゃらまちねこ祭り」として毎年開催されていたこのイベントは今年で11回目。ならまちのいたるところで猫にちなんだ作品の展示やグッズの販売、そして特別フードメニューなどが楽しめるということで、猫好きの間ではすっかりお馴染みのイベントとなっています。
そして今年は名称を「にゃらまち猫アート」に変更しさらにパワーアップ。参加各店舗の多くで猫にちなんだアート作品の展示が行われます。
というわけで当店でも作家さんのアート作品を展示させていただくことになりました。
それがこちら!
杉村 仁「にゃんこ」
当初は奈良県立高円高校美術科の生徒さんの作品が展示される予定だったのですが急遽変更となり、高円高校で美術の先生もされている彫刻家の杉村先生の作品となりました。
※にゃらまち猫アート公式ガイドマップで当店に展示と記載されている作家さんの作品は、餅飯殿センター街の「オリジナル工房遊路」さんに展示場所変更となっていますので、ご注意ください。
額縁の中には黒いにゃんこが2匹。
ベニヤ板を割り裂き、2つの切り抜いた穴が目となって印象的な表情をつくりだしています。
笑っているようでもあり、睨みつけられているようにも見えます。
板の端は荒々しく裂かれているため木の繊維がギザギザに残っていて、それが作品の躍動感を生み出しているようです。
実はこの作品は、杉村氏が猫の彫刻作品を制作するにあたり、表情(とくに目の形)を決めるためにつくられたものだそうです。習作だけあって細かなところを取り繕わず、作った時の勢いがそのまま残るため、結果的に野性味あふれる趣きのある作品になったように思います。
そう実は杉村 仁さんは有名な彫刻家なのです。
奈良市在住ということで、関西を中心とした公園などの公共スペースにもたくさんの彫刻作品をつくられています。
たとえば、当店から一番近くにはこちら。
ならまち大通り沿い、高畑町との境界の手前にある、まあるい輪っかの彫刻作品。
「むこう側のみえるいし」
奈良市の「彫刻のあるまちづくり事業」の一環で1998年に制作された作品です。
子供が台座にのって通りの向こうを眺めることを想定した作品で、行き交う人や車、ならまちの家並みが切り取られて楽しい景色をつくってくれます。
これまた近くですが、東大寺転害門の脇にある公園スペースには、こんな楽しいベンチも制作されています。「おえかきベンチ」1999年の作品です。
他にも奈良市内では、古市町の時計広場というスペースに日時計になる彫刻がありますし、また万葉文化館にはモニュメントを制作されています。奈良県外だと大阪の靭公園などでも杉村先生の楽しい作品に出会うことができます。
そんな有名な彫刻家先生なので、気難しい方かとおもいきや、杉村先生ご本人はとっても気さくて笑顔が優しいおじさまでした。
作品もにも、猫や犬や子どもたちなどが登場することが多いのですが、「楽しいのがいちばん。猫も犬も、子供も大好きなんです」とおっしゃっていました。
そんな大先生の珍しい習作。6月いっぱいは店内に展示してありますので、ぜひご覧ください。
初日の1日は定休日でしたので、当店としては昨日6/2(火)からスタートとなったのですが、早くも公式ガイドブックを持ったお客様がたくさんいらっしゃいました。
昨年まで「にゃらまちねこ祭り」として毎年開催されていたこのイベントは今年で11回目。ならまちのいたるところで猫にちなんだ作品の展示やグッズの販売、そして特別フードメニューなどが楽しめるということで、猫好きの間ではすっかりお馴染みのイベントとなっています。
そして今年は名称を「にゃらまち猫アート」に変更しさらにパワーアップ。参加各店舗の多くで猫にちなんだアート作品の展示が行われます。
というわけで当店でも作家さんのアート作品を展示させていただくことになりました。
それがこちら!
杉村 仁「にゃんこ」
当初は奈良県立高円高校美術科の生徒さんの作品が展示される予定だったのですが急遽変更となり、高円高校で美術の先生もされている彫刻家の杉村先生の作品となりました。
※にゃらまち猫アート公式ガイドマップで当店に展示と記載されている作家さんの作品は、餅飯殿センター街の「オリジナル工房遊路」さんに展示場所変更となっていますので、ご注意ください。
額縁の中には黒いにゃんこが2匹。
ベニヤ板を割り裂き、2つの切り抜いた穴が目となって印象的な表情をつくりだしています。
笑っているようでもあり、睨みつけられているようにも見えます。
板の端は荒々しく裂かれているため木の繊維がギザギザに残っていて、それが作品の躍動感を生み出しているようです。
実はこの作品は、杉村氏が猫の彫刻作品を制作するにあたり、表情(とくに目の形)を決めるためにつくられたものだそうです。習作だけあって細かなところを取り繕わず、作った時の勢いがそのまま残るため、結果的に野性味あふれる趣きのある作品になったように思います。
そう実は杉村 仁さんは有名な彫刻家なのです。
奈良市在住ということで、関西を中心とした公園などの公共スペースにもたくさんの彫刻作品をつくられています。
たとえば、当店から一番近くにはこちら。
ならまち大通り沿い、高畑町との境界の手前にある、まあるい輪っかの彫刻作品。
「むこう側のみえるいし」
奈良市の「彫刻のあるまちづくり事業」の一環で1998年に制作された作品です。
子供が台座にのって通りの向こうを眺めることを想定した作品で、行き交う人や車、ならまちの家並みが切り取られて楽しい景色をつくってくれます。
これまた近くですが、東大寺転害門の脇にある公園スペースには、こんな楽しいベンチも制作されています。「おえかきベンチ」1999年の作品です。
他にも奈良市内では、古市町の時計広場というスペースに日時計になる彫刻がありますし、また万葉文化館にはモニュメントを制作されています。奈良県外だと大阪の靭公園などでも杉村先生の楽しい作品に出会うことができます。
そんな有名な彫刻家先生なので、気難しい方かとおもいきや、杉村先生ご本人はとっても気さくて笑顔が優しいおじさまでした。
作品もにも、猫や犬や子どもたちなどが登場することが多いのですが、「楽しいのがいちばん。猫も犬も、子供も大好きなんです」とおっしゃっていました。
そんな大先生の珍しい習作。6月いっぱいは店内に展示してありますので、ぜひご覧ください。
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