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ひそかな人気!洛中洛外図和片。 [商品紹介]

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先日から度々このブログで宣伝しているわっぺん阿修羅。
正直なところ「ぜんっぜんウケなかったらどうしよう・・・」と不安もあったのですがなかなか好調な滑り出しです。
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特に遠方から奈良に来ていただいたお客様に人気で、帰省中の方やお寺巡りに来た方、海外の方など沢山の方にお買い上げいただき大変嬉しく思っています。
また仏像好きの方にはもしかして怒られるかも?と別の心配もありましたが、仏様のような寛大な心で「これイイ!」とおっしゃる方が多く、本当に助かっています。

そんな訳で人気の阿修羅さまですが、京東都さんの和片(わっぺん)には妖怪や猫、キノコに鳥など様々な種類があります。
大体はご紹介しているはずなのですが、この和片の神髄とも言うべきシリーズにあまり注目していなかった気がするので、本日はご紹介します。


「和片(わっぺん)100」 洛中洛外図シリーズ
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洛中洛外図屏風は、京都の市街(洛中)郊外(洛外)を鳥瞰的に描写した屏風画で、京都の名所や人々の暮らし、風俗を描いた屏風絵。
多くの方が教科書でご覧になったことがあり、名前くらいは記憶しているのではないでしょうか。
「洛中洛外図屏風」は室町時代から江戸時代にかけて色々な人が描いてきたようですが、現存するのは100点ほどで、 国宝、重要文化財には7件指定されています。中でも有名なのは狩野永徳が手がけた「洛中洛外図」の最高峰「上杉本」と呼ばれるもの。
その「上杉本」の 洛中洛外図屏風に描かれる3000人とも言われる人物の中から100人を選びだしたのが、このわっぺんなんです。
もちろん選び出しただけでなくスリーミンさんらしい切り口でひとつひとつのモチーフをデザインし直して刺繍にし、生み出された傑作です。

100種類という数にもびっくりですが、注目すべきはこの小さなわっぺんに描かれた人々の躍動感。
なんともイキイキと、まるで京都の街の中から飛び出てきたかのように表情豊かなのです。
今まさに走っている様子の飛脚や井戸から水をくむ女性など、屏風の中へタイムスリップしてその瞬間に立ち合っているかのよう。そうしてひとつひとつのわっぺんを見ていくと、そのポーズや雰囲気に思わずニヤリとしてしまいます。
小さな刺繍なのに一人一人の表情が味わい深く今にも動き出しそうで、飽きることなく眺めてしまうのです。

そんな100種類の洛中洛外図わっぺん、全て入荷すると大変なことになるので、ACARTの好みで厳選した数点をご紹介します。
なお、各ワッペンのキャプションは京東都さんの商品説明よりお借りいたしました。

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坊主1:茶人帽を被る黒衣の檀家さん。髪の色はロマンスグレー。

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異国人2:日本に来た異国人の派遣使団。襞襟をつけ京の町を観光中。

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魚捕り1:網を仕掛け魚を捕る漁師。腰蓑をつけ魚籠をぶらさげている。

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井戸女:共同の井戸の水を汲み上げる赤い前掛けのふくよかな女性。力持ち。

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花笠衆2:にこにこ顔で踊りの輪に加わる彼女。鳥の子色に若草色の暈かし。

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飛脚:飛脚。佐川さんと同じ青の横縞。健脚で一日に南里も走る。

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遊女:楽器を演奏し生業とする。諸国をまわったりもした。

他にもおもしろいワッペンはたくさんあるのですが、本日はこのくらいで。すでに数点は無くなったところを見ると奈良の街に飛び出してしまったようですね。

もしどこかで見かけたら、ちょっと注目してあげてください。


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明日は日曜日なので猫スタッフが出勤します。
ランチはキャラメルさんで食べるつもりでしょうか・・・?(猫用は無いと思います。)


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