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控えめに確実に。昔ながらのアクトリ [商品紹介]

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最近お正月商品と新商品のご紹介が多くなっておりましたが、本日は久しぶりに何の変哲もない既存商品のお話です。

少し前の話ですが、当店に「テレビでやってたんだけどこんなのない?」とおっしゃるお客様が一日に何人かいらっしゃることがありました。
テレビを見ていなかったのでお客様からお聞きした情報で検索すると、どうやらそれは「アク取りスプーン」。
写真がないのでお伝えしづらいのですが、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

捜索されているアク取りスプーンは普通のお玉よりお玉の部分が細長く卵型で、お鍋の側面にフィットするように工夫されています。さらに柄の下のお玉の底というのでしょうか、割と大事な部分にポストみたいな横長の穴が開いています。そこから大切な煮汁は逃してアクだけを取る、というのがウリらしいのです。
確かに、使いやすそうですね。
へえ、こんなのあるんだ、と感心したものの、その時に知ったくらいですからもちろんお取り扱いはありません。勉強不足で申し訳ありません。

何とかしてお取り寄せ、というのも考えたのですが、探されている方が遠くからいらした方だったりすぐに欲しかったりすることが多かったので、そのときは申し訳ありませんと頭を下げるばかりでした。

そのアク取りスプーン自体はもちろんすごいのですが、いろいろ考えた結果、当店でのお取り扱いはせずに今に至ります。というわけでその商品を新入荷しました!というブログではありません。
実はそれには理由がありまして、当店が取り扱うものの中にも同じくらいの機能を持ち、かつ、美しい商品があるので「これでいいじゃないか!」となったわけです。

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そんなこんなで、昔ながらの網のタイプのアク取り、工房アイザワのパセリシリーズ「アクトリ」を満を持してご紹介します。
アクをすくうために作られた道具ですから当たり前なのですが、これもかなりよく取れます。細かい網の目でアクを逃さずスイスイとすくうことができ、必要な煮汁はすくうことがありません。
むしろ煮汁を逃がす手間というか動作が必要ないのでとっても簡単。
またお鍋の表面をすべらせるようなアクトリ独特の動作がし易いように、柄と網の部分の取り付け角度が絶妙に工夫されているのもポイントです。
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小振りなサイズ感や細く伸びた柄もスタイリッシュで美しい、当店自慢のこのアクトリ、ちょっと地味かもしれませんが一度使ったら手放せなくなる優れた道具なんです。

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実はACARTも昔はアクトリを持っていなくて、オタマですくっていたのですが、アクトリを使い始めてその使いやすさに驚きました。今ではオタマですくうストレスから開放されて、お鍋や煮物のときにはいつもこのアクトリ。
製品としてはかなり定番の台所道具ですが、控えめに、しかし確実に人々に愛されてきたもの。昔から親しまれているものにはそれなりの理由がある、そんなことを再認識いたしました。

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これからお鍋が美味しい季節です。
ぜひこのアクトリでキレイにアクをすくって美味しいお鍋をいただきましょう。
工房アイザワ キッチンツール パセリ アクトリ ¥1,188(税込)


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