ACART古都祝は西大寺へ。週末は平城宮跡で十五夜の宴が。 [奈良のこと]
昨日ご紹介した古都祝奈良 アート作品の続きです。
次は西大寺。
称徳天皇の発願により創建された西大寺は、奈良時代には東大寺とならぶ壮大な伽藍を構えていました。
現在では、京都や橿原方面と奈良、大阪方面の乗り換え駅として、奈良の人にとっても旅行者にとっても馴染みが強いであろう「西大寺」。
ただの駅名ではなく、駅近くにちゃんとしたお寺があるんです。
この西大寺では、奈良時代に西塔が建っていた地にある茶室六窓庵と池の周辺に作品が展示されています。
「池からプールから池へ アイシャ・エルクメン(トルコ)」
池をシルクロード東端の奈良に見立て、隣にプールを制作。プールと池を繋ぎ、水を浄化、循環させる装置をアートとして見せています。東西の文化交流、伝統と現代の不思議な融合が表現された作品です。
池の水は緑色のような濁った色ですが、浄化装置のお陰かプールの水は少しきれいになっているように見えました。
ちなみにここはあまり人が出入りしなさそうな西大寺の片隅。木や草がたくさんありますので蚊にご注意ください。
そしてこの西大寺から近い平城宮跡では、今週末イベントが開催されます。
十五夜の宴
・奈良の秋を満喫するラン&ウォーク
・本との出逢いブックフェスタ
・新鋭作家のクラフトフェスタ
10月1日(土)〜2日(日)
場所:平城宮跡
「ブックフェスタ」では、本の販売はもちろん、お気に入りの本を紹介し合うビブリオバトルや昔懐かしい紙芝居、ボードゲームなどもあるそうです。
「クラフトフェスタ」は新鋭作家による工芸作品を展示販売。飲食ブースもあり、どちらも入場は無料です。
また、タレント中村優氏によるランニングや奈良ソムリエが同行するウォーキングも行われます。
秋の平城宮跡にふさわしい爽やかなイベントですね。
古都祝奈良のアート巡りと合わせてお越しください。
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