奈良の紅葉、今見頃(~ちょっと過ぎた頃?)です! [奈良のこと]
11/19(木)、11月も下旬にさしかかろうというのに、秋の始まりのような暖かい日が続いています。
日中は上着がいらないくらいの陽気で、外を歩く人の中には半袖という方も。
アカートは無類の寒がりなのでさすがに半袖は無理ですが、それでもTシャツにカーディガンという格好で外を歩ける暖かさです。
季節外れとはこのことか、というような日中の気温ですが、それでも秋は確実に深まっていて、奈良公園はどこも紅葉が見頃を迎えています。
こちらは近年人気の東大寺大仏殿北側。大仏池の大きなイチョウやモミジがとても見事です。
紅葉と池と大仏殿の屋根、という構図は最近インスタグラムなどでもよく見るようになりました。
大仏池のほとりには大きなイチョウがあって、カメラを持った人で静かに賑わって(?)いました。
お目当てはシカさんとイチョウの落ち葉でできた黄色い絨毯。絵本のなかの1ページのようなイチョウとシカさんの共演です。
皆さん撮影するだけなのでなかなかに静かなのですが、無言かヒソヒソ話の人々がワラワラ居るというなんとも不思議な光景・・・。
近くの保育園や幼稚園のこどもたちは賑やかに落ち葉拾いみたいでした。
大仏池からさらに東、二月堂への裏参道の更に裏というか、裏参道北側の普段あまり行かない方にもちょっと行ってみました。
二月堂の裏参道はよく通るものの、そこから少し逸れたこちらは駐車場や人様のおうちがあるので、あまり通りませんけれど・・・。
こちらもイチョウの絨毯がとてもきれいですね。
また日当たりがあまりよくないせいか、モミジの緑から赤へのグラデーションも素敵。
古い塀と紅葉がなんとも言えない風情です。
イチョウはかなり散っていましたが、地面に落ちた葉っぱがまだまだ美しくて楽しめます。
そして大仏殿~南大門付近、こちらは修学旅行の生徒さんやら、お子様連れの観光客の方々がいっぱいなので、急いで通り抜けます。
浮見堂の周辺は和装の婚礼衣装の撮影で大賑わい。
こちらも足早に通り抜けてしまいました。
浮見堂から一気にお店の方に抜けるため、小高い丘の上の天神社を通過。
ここからはならまちを一望する眺めも最高です。
そして本日の最終目的地。ならまちでは紅葉の名所となっている瑜伽神社へ。
こちらもカメラを手にした人がちらほら。やはりきれいですからねー。
モミジに囲まれた神社は幻想的とも言えます。毎年楽しみにしていますが、今年はちょっとだけ遅かったかもしれません。
でも十分に美しくて素晴らしい光景でした。
今年は大変な年になっていますが、いつもと同じように紅葉を見られてよかったなあ、と思います。
また来年もその次も、この光景が当然のように見られますように。