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なかなかうまく届かない。少しずつ青衣。 [商品紹介]

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6/7(金)、ハナキンです。
先月から行われているムジークフェストも今週末のイベントで終了。1ヶ月近くもある長いイベントですが、あっと言う間ですね。
ACARTも興味はあるものの、残念ながら今年も特に何も聴きにいくことができず。
そんな方、他にもいらっしゃるかと思いますが、今週末には奈良公園春日野園地で「ファミリーコンサート(6/8)」や「あおぞら吹奏楽(6/9)」などがあります。
今日は一日雨のようですが、明日にはお天気が回復しそうですし、日曜日は晴れそうな予報なので、ぜひお楽しみください。

さて、お客様からの人気は高いものの、なかなかデリバリーが追い付いていない「青衣」の商品が少しだけ届いています。現在売場には特にポーチ類の在庫が少なくなっており、そこそこ充実しているのはハンカチくらいという状況・・・。
「このほかにないんですか?」というお声もよく頂き、お客様には大変ご不便をおかけしております。
ただ出来上がったものを少しずつ送っていただいている状況ですので、届き次第ご紹介したいと思います。

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まずはちょっとしたお出かけに便利なミニトートバッグ。
人気がある「たこ」の柄が入荷しています。
お財布とスマホ、ハンカチだけを入れて近所にお出かけやお散歩にぴったり。
また、「満月ポーチ」はかわいいけど、長いお財布が入らない、というお声が多かったのですが、こちらだったらおそらくだいたいの長財布は入ると思います。
今年の春夏柄が先に入荷していましたが、遅れて「たこ」も仲間入りです。

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同じく「たこ」の柄で満月コインケースも入荷しました。
けっこう目を引く個性的な色・柄なんですが、根強い人気のある「たこ」。
先ほどのトートバッグよりもさらに小さいコインケースですので、ちょっと変わった柄でも抵抗なく持てるはず!
ほら、なかなかかわいいではないですか!すぐ完売しちゃうかも?!
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コインケース自体の在庫が寂しくなっているのですが、小さな小銭入れやキーケース、お賽銭入れなどを探していた方、いかがでしょう。

そして満月コインケースを大きくしたような満月ポーチも入荷しています。
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柄は今年の新柄「つばめ」と「線香花火」。
青が爽やかなつばめは遠目に見ると幾何学模様のようですが、それもまた素敵です。
夏らしい線香花火は、夜の闇をイメージした背景の黒がちょっと大人の印象。

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持ち手を手首に通して持てることや、ファスナー付なので中に入れているものを落とす心配が少なくなる、というのも便利です。

今回ご紹介できるのはこんな感じ。
また随時お知らせします。


ところで、長らくお客様から頂いているご注文の品は残念ながらまだ届いていないのですが、ご注文と同じ柄で違う形のものが届いております。
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お心あたりのお客様、次回の入荷日は少し先になる可能性もございますので、もしお時間ありましたら、ぜひ一度ご来店くださいませ。

最後になりましたが、明日は土曜日ですので猫スタッフが出勤します。
今週は土曜日が次女と末っ子、日曜日が長女の予定です。
よろしくお願いいたします。


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そろそろ父の日(6/16)のギフトは? [商品紹介]

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6月6日(木)、二十四節気は「芒種(ぼうしゅ)」になりました。
芒種とは、芒(のぎ)のある穀物や稲や麦など穂の出る穀物の種をまく季節、という意味だそうです。
本格的な梅雨に入るころでもありますが、雨だけでなく湿気も多くなりますので、何かと過ごしにくい季節に入ります。
さらに七十二候は蟷螂生(かまきりしょうず)。その名の通り、赤ちゃんのカマキリが生まれる時期です。
前にも書いたかもしれませんが、肉食のカマキリは作物は食べず、他の害虫を食べてくれるので農作物を育てるのには欠かせない益虫なんだそうですね。
見た目は怖いけど、実はいい奴。
何事も見た目だけで判断してはいけません。
当店も、一見変わった店に見えますが、中に入ると意外と怖くないと思いますので、ぜひご来店ください。

さて、6月16日(日)は父の日です。
したがって、プレゼントを購入するなら今週末か来週末!
というわけで、当店のおすすめ父の日プレゼントをご紹介します。

■たっぷりサイズのマグカップ
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まずは、以前ご紹介して人気の高かった「セラミックジャパン モデラート」。
「ハイカップ&ソーサー」はたっぷりサイズで、さらにお皿としても普通に使えるソーサーが好評です。
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このセットで税込2,916円というお得感がお客様にも喜んでいただけました。
白の方は女性に好まれる色だったのですが、お父さんならこのグレーが素敵ではないでしょうか。

■コーヒー豆もご一緒に
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一緒に、プシプシーナ珈琲さんのコーヒーも。
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お好みに応じて「豆」と「挽」を選んでいただける他、1カップ用や水出しコーヒーなどもございます。

■ビール用の大きめグラス
父の日といえば、お酒をプレゼントされる方も多いようなのですが、残念ながら当店ではお酒は販売しておりません。
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代わりに、ビールを注ぐ用のグラスとして、「ボデガタンブラー 500ml ¥529(税込)」はいかがでしょうか?晩酌のビールがきっと美味しくなるはず!
丈夫で安定感のあるグラスは、もちろんビール以外にも便利です。
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500mlのほか、370mlや200mlもございます。

■曲げわっぱの大きなお弁当箱
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お弁当派のお父さんには、わっぱのお弁当箱がおすすめです!
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「雅竹 杉・曲げわっぱ弁当(四角) ¥3,240(税込)」はお父さんでも満足の大きめサイズ。
杉の良い香りやご飯が蒸れない曲げわっぱならではの利点もありますので、きっと喜ばれます。
ちょっと周りとは違う高級感のあるお弁当箱は、会社でも注目されて、自慢できるはず!

■粋な手ぬぐい
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これからの季節、汗を拭うのに必需品の手ぬぐいも、気軽に贈れておすすめ。
お父さんには、渋めの・・・
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「石畳 ¥1,512(税込)」
「延段 黒緑色 ¥1,188(税込)」
「紐結び 青磁色 ¥1,296(税込)」
「胡桃 青緑色 ¥1,296(税込)」
「岩燕 青 ¥1,404(税込)」
などはいかがでしょう?
粋な手ぬぐいをさり気なくハンカチ変わりに使うのも、かっこいいですね。

■動物のペーパークラフト
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最後はホビー好きのお父さんに。
おなじみ「gu-pa TOP TO TAIL」シリーズのペーパークラフトはいかがでしょうか。
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シロクマ、キリン、シマウマ、ワニ、パンダのうちから、とりあえずお父さんが好きそうな1匹を選んでプレゼントしてください!
残りの4匹はお父さんがご自分でお買いになってもいいですし、毎年1匹ずつプレゼントするというのもアリかもしれませんね。たぶん廃番にはならないと思いますが、心配な方は5年分まとめ買い!?

以上、当ACARTがおすすめする父の日プレゼントでした。
お父さんに日頃の感謝を込めて、贈ってみてはいかがでしょうか?

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樫舎さんで極上の和菓子コースを堪能!灯りを消して撮影タイムも。 [奈良のこと]

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先日の定休日、6月3日(月)。お店に行くのとほぼ同じ時間に家を出て、ならまちへ向かったACART。
もちろん休日出勤ではなく、お店のすぐ近くにある名店「萬御菓子誂處 樫舎(よろずおんかしあつらえどころ かしや)」さんへ。
実はここでは、予約すると目の前でご主人が作る和菓子のコースを頂けるのです。
常連のお客様にお誘いいただき、半年以上前から画策していた今回の「和菓子コース」。
いろいろあって予約できるまでに時間がかかりましたが、ようやくそのチャンスが巡ってきたというわけです。

いつもお客様でいっぱいの樫舎さんですが、予約しているのでスムーズに入れます。
カウンターに座ると、早速ご主人のお話が始まります。
「私、和菓子好きじゃないんですよ。つくるのも、食べるのも」
・・・おっと!これが先制パンチか!
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実はこの和菓子のコース、静かに和菓子を頂くのかと思いきや、ご主人がずーっとよどみなく楽しいトークを繰り広げてくださいます。
和菓子の名店のご主人自らが目の前でつくってくださるというシチュエーションに少し緊張しましたが、堅苦しさは一切なし。要所要所では灯りを消して撮影タイムなどもつくってくださるんです。

もちろん、お話は集中して聞いていたのですが、うっかり聞き入ったり油断したりも何度かございました。そのため写真を撮れなかったものや、お聞きしたにも関わらず忘れたこと、聞き逃したことなどもあるかと思いますが、できる限り思い出しながら記事にしたいと思います。


まず最初に、冷たい煎茶と1品目、落雁(お干菓子)。
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楓をかたどった落雁。緑色は青大豆の色でしょうか、ちょうど今の季節の新緑の青紅葉のようです。
「ただの砂糖のかたまり」だと思っていた落雁がこんなにも香り高く控えめな甘さだったとは!
青大豆の香りがすばらしく、ホロホロと口の中で溶けます。
こんな美味しい落雁ははじめて食べました。早くも感動!
「材料は極力触りません。触ると穢れるという考えだからです」
と言いながら、確かにほとんど触らずに落雁を優しく美しく作っていくご主人。
そんな手元がしっかり見られるのもカウンターならでは。

2品目、葛焼き
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実はこの葛焼きを焼くときに使っているのは、「ガンツウ(guntû)」という樫舎さんがお手伝いしている超高級クルーザーの船体と同じ素材の鉄の板!厚さ1センチちょっと、そんなに大きくない面積ですが、重さは20キロ以上ということですから、どれだけ頑丈か、計り知れません。
その板をじっくりと温めて、本葛と丹波小豆のこしあんで作った葛菓子をのせ、ゆっくりと焼きます。
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外がほんのり香ばしく、うっすらとパリパリ。
出来立てだからこその食感と香りです。
ガンツウという高級な船のお話のほかにも、使ってる食材やうつわ、道具のこと、さらにご主人の豊富な知識や華麗な生い立ち、そしてそうそうたる顔ぶれの人脈についてお話ししてくれるので、待っている間もまったく退屈しません。
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このときはお抹茶をご主人自ら点ててくださいました。
このあと出して頂くコーヒーなどもそうですが、飲み物のうつわや描かれている柄などは、どうやらゲストの顔を見てご主人が選んでくれているようです。
純喫茶のマスターみたいですね。


3品目、わらび餅
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まずは「こしあん」と「つぶあん」を選ぶところから。
できれば「どっちも!」といいたいところですが、どちらかです。
ちなみに「つぶあん」のわらび餅はお店で販売していないとのことですので、ここでしか食べられない粒あんを。
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もちろん作り置きではなく、最初から目の前で作ってくださいます。
少し前に、本わらび粉に水を注射器(!)で注入し、吸水させたものを、銅のお鍋(これもご主人が自ら叩いたそうです)で溶かします!
わらび餅って、火にかけながら長時間必死でねりねりするものだと思っていたのですが、全然違いました。
ご主人はかるーく混ぜているような感じで、時間にしても数分、思ったよりもすぐに出来上がってびっくりです。
本物のわらび粉のみ、他のでんぷんは一切使っていないというわらび餅、無色透明じゃなくて、ちょっとグレーなんですね!初めて見ました!
こうしてできあがったわらび餅に、餡をつつみ、奈良漆器の上にのせます。
電気を消して、粉が舞わないように換気扇も消して、「サ~」っと、きな粉をふります。
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この美しさときたら!写真に上手く撮れなくて残念!
美しいわらび餅は頂くとプリッとしていながらモチっとしていて、しかも口の中で溶けそうなほどの柔らかさ!
中に餡が入っているわらび餅って初めてでしたが、外のわらび餅と粒あんの触感がもう最高です。

ここでなんとコーヒー。
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もちろん豆を挽くところからです。
和菓子屋さんとはいえ、このコーヒーもものすごく美味しい!
しかも赤膚焼きのマグカップ(柄はうさぎさん)にたっぷり出てくるので、コーヒー大好きのACARTは大満足です。

4品目、もなか
「素材に触れると汚れます。もなかは直接触らないでお客様にお出しできるので、メインにしています」というご説明とともに手渡された小さな鯛のかたちのかわいいもなか。
汚れるとは手が汚いわけではなく、洋菓子が手を加えれば加えるほど価値があがるのに対して、和菓子は手を加えるほどに価値が下がる・・・汚れるという意味だそうです。なんとストイックな!
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というわけで・・・手渡しなんですね?あれ!しかもあたたかい!
「早く!熱いうちに食べてください」
一刻も早く食べなければいけないのに、迂闊にも、というか失礼にも写真を撮ってしまいました。
一瞬遅くなりましたが、それでもこの世のものとは思えないサックサクのもなか。
もっと早く食べたらもっと美味しかったのかもしれませんが、これでも十分に感動もの。ほんのり温かいもなかってはじめて食べましたが、とんでもなく美味しい!

最後にほうじ茶。
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馬上杯というかわいいかたちのうつわに、1煎目はちょっとうすいほうじ茶を。
色は薄いけど、うまみは十分です。
その後は背の高いうつわに2煎目の濃いほうじ茶。
ほうじ茶って「普段のごはんの時のお茶」という認識があったのですが、こうして最高の和菓子と一緒に頂くのも良いですね。

それにしてもご主人は作業に集中しながらもお話できて本当にすごいな、と思います。
ACARTなんてお話しながらお釣りを出すと間違いそうになったり、ラッピングしながらお話すると「えっと、なんでしたっけ?」ってなったり。
お喋りしながら手を動かすのって難しいはずなんですが、こちらのご主人は本当に流暢に手も口も動かされることに驚きました。

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「和菓子職人の仕事は本当に単純です」
「私たちは味を作れません。砂糖で甘くしているだけです」
「本当に美味しいものを作っているのは農家さんなんです」
こういったことをこの2時間の間に度々おっしゃっていたご主人。
最後に、
「美味しいって褒めてもらうんですけどね、和菓子職人は味を作れないんですよ。味を作っているのは、最高の材料を育ててくれる農家さんなんです。私や店の名前が前にでてますけど、本当は、農家さんの名前がでるようにしたいんです。そのために、こうして2時間かけてお菓子をお出ししてるんです」
とのこと。
謙虚とか謙遜しているわけではなく、本当にそう思っていらっしゃる、というのが伝わってきた2時間。
お菓子が美味しいのはもちろん、そのときのゲストの様子を見て選んでくださる器もまた目に愉しく、お話も耳に楽しく。
とてもとても、贅沢な時間でした。

極上の和菓子と最高のホスピタリティを、みなさまもぜひ、一度ご賞味ください。

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萬御菓子誂処
樫舎
住所:奈良県奈良市中院町22‐3
電話番号:0742‐22‐8899
営業時間:9時~18時
カウンター席はご予約のみ(前月最終日より予約受付開始)
おまかせコース:税込3,240円

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あひろ屋さんの手ぬぐいが届きました [商品紹介]

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6/4(火)、6月の第一週目が始まっています。
梅雨に入るまであと少し?でしょうか。
雨が多くなるとお出かけも面倒になりますので、お買い物はどうぞ今のうちに。
今週もみなさまのご来店をお待ちしております。


さて、東京国立市にあるくらしのどうぐの店 musubi さんにて、只今個展をされているあひろ屋さんより、忙しい中、少しだけ手ぬぐいを送っていただきました。

いつももっと沢山注文して、ドーンと送っていただくのですが、今回は2種類だけ。
もちろん他にも欲しい商品はあったのですが、諸事情により、これだけになりました。
まずは
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「蒲公英 うこん色」お値段は税込1,404円。
パキッと鮮やかなうこん色が目を引くタンポポの手ぬぐい。
お花だけでなく全体を黄色くするなんて、さすがあひろ屋さん。
本当は春に入荷したかったのですが、このようなタイミングになってしまいました。
とはいえ人気の柄の人気の色ですので、お手にとっていただく方も多いのでは?と思います。
蒲公英(たんぽぽ) うこん色(黄色) ¥1,404(税込)

そしてもう一つ、「海月 空色」。
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あひろ屋さんの方でも長らく品切れになっていた、海月の空色。こちらはこれからの季節にぴったりな色と柄ですね。
実はこれ、ACARTが大好きな手ぬぐいで、同じくお好きなお客様からご希望も頂いておりましたので、1年ほど前からお問い合わせをしていたのです。
それが今年に入ってようやく再販されたので、当店も本当に久しぶりに入荷することができました。

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ただこの海月の空色、当店で取り扱っていたのはかなり前で、そのときはオンラインストアにも出していませんでした。
今回掲載いたしますが、本当に少量ですので、ご希望の方はお早めに。
税込1,188円です。
海月 空色 ¥1,188(税込)

最後は、少し前に入荷していましたが季節が来たのでもう一度。
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「水無月 うぐいす色」
六月の最終日、半年分のけがれを祓う「夏越の祓」の儀式は有名ですが、その頃に和菓子屋さんで売られるのがこの「水無月」。
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外郎生地の上に小豆をのせたお菓子で、三角の形をしています。
小豆は魔よけ、三角は氷をあらわし暑気払いの意味があるとか。
この手ぬぐいはその形をヒントにデザインされたのだそうです。
こちらも税込1,188円です。
水無月 うぐいす色 ¥1,188(税込)

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もちろんこの他にもあひろ屋さんの手ぬぐいはたくさん種類がございます。
店頭に並んでいないものもありますので、ご覧になりたい方はお気軽にお声掛けください!

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御霊神社で狛犬の足止め祈願。「紐結び」の手ぬぐいとの関係は? [奈良のこと]

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にゃらまち猫まつりがやっているとかいないとか(やってます!)。
当店には本日も猫スタッフが出勤しています。
担当は次女と末っ子。
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次女は鏡に映った自分の顔に見惚れていますが・・・
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よく見ると謎の表情・・・。何の顔?

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そして末っ子はいつも以上に前のめりで・・・
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後ろから見ると謎のポーズになっています。何のポーズ?
そんなミステリアスな猫たちですが、本日もよろしくお願いいたします。

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突然ですが、こちらはあひろ屋さんの手ぬぐい「紐結び」。
昨年発売された新しい柄で、伝統的な結び方がいろいろと手ぬぐいの中にデザインされています。
色は赤と青磁。
あひろ屋てぬぐい 紐結び 赤色 ¥1,296(税込)
あひろ屋てぬぐい 紐結び 青磁色 ¥1,296(税込)
本日は、この中の「叶結び」という結び方に縁のある場所をご紹介します。

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ACART LIFESTYLEから南へ徒歩約7~8分ほどでしょうか、パワースポットとしても近年名高い御霊神社があります。
もちろん歴史は古く、800年に桓武天皇の勅命により御創祀されたお宮です。
政権争いに破れ非業の死を遂げた貴人たちの怨霊を鎮めるために創建されたといわれていますが、境内末社には開運出世などにご利益のある出世稲荷神社と、学問の神様・若宮社も祀られています。
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ちょっとイカツイ名前、いわくつきの御祭神・・・。ではありますが、ハート型の絵馬や恋みくじなどもあり、現在は縁結び、良縁、恋愛の神様として人気にもなっています。

そのおみくじや絵馬ではなく、ACARTが以前から気になっていたのは「狛犬の足止め祈願」。
御霊神社正面前の狛犬の足に願掛けの紐を「叶結び」で結び付けて願掛けをする、というものです。
なるほど、狛犬の足には色とりどりの願い紐が結わえてあります。

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「狛犬の足止め祈願」は、江戸時代から伝えられる願掛けの方法で、家出人が帰ってくるように、とか、悪所通いの足が止まりますようにという願いのほか、ならまちでは子ども達が神隠しにあわないようにと、狛犬の足に紐を結んでいたのだそうです。
近頃では「恋人とこれからも一緒にいられますように」「客足が遠のきませんように」などの願いも込められるようになったとか。

今のところ家出人の捜索は特にしていないのですが、
「客足が遠のきませんように」
というお願いはちょっとしておきたい。
というわけで、やってみました。

鳥居のすぐ下、向かって左側に紐の入った箱と、説明が。
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初穂料を払って、紐を取り出し、いったんほどいて、狛犬さんの脚に結びます。どちらの狛犬でも良いようですが、ACARTは向かって右の方に。

ここで注意しなければいけないことがひとつ。ただ結ぶのではなく、冒頭で登場したあひろ屋さんの手ぬぐいにもある「叶結び」にする必要があります。
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「叶結び」とは、文字通り願いが叶うという意味がこめられた縁起のよい結び方。 紐の結び目の表側から見ると口の形をしており、裏側から見ると十字の形をしています。
両方合わせて「叶」ということですね。

ちなみに、手ぬぐいに描かれている「叶結び」 は、結びの表と裏が並んでいます。これは、上記のように結び目の表と裏の両方に意味があるからなんですね。

ただ「叶結び」、結構難しいです。
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いや、慣れてればどうってことないと思いますが、おそらく慣れている方も少ないかと・・・。
このときはACARTは一人だったのですが、説明の下敷きをよく見ながら結ぶのはなかなか大変・・・。
もう一人くらい一緒にお参りしてくれる人がいて、説明を見ながら「こっちじゃなくてこう!」などと教えてくれるとやりやすいかな、と思いました(喧嘩になるかもですが)。
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ただ、そんなお一人様の方や慣れていない方も結びやすいように、説明の下敷きは箱のところに備え付けではなく、狛犬まで移動させて見ることが可能です。
ACARTも悪戦苦闘しながら、なんとかできました。

これでお客様の足が遠のかなければよいのですが・・・。
ご利益のほどはいかに!?

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この「狛犬の足止め祈願」、観光の方はもちろん、地元の方もやったことのない方、多いのではないでしょうか?説明を読んでもちょっとややこしそうなのと、神社の入口で狛犬に何かイタズラしているかのように見えて(?)、少々怪しいので、ACARTも3回以上は素通りしてます。
とはいえちゃんとした祈願ですので、気後れすることは何もありません!胸を張って紐を結びましょう。
ぜひぜひ、御霊神社へ行かれた際には、試してみてください。
初穂料は100円です。

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そしてお参りの前後には、ぜひ当店で「紐結び」の手ぬぐいをお買い求めください!
ならまちで狛犬さんに「足止め祈願」の叶結びをした記念に、その結び方のデザインされた手ぬぐいを連れて帰るって、なかなか素敵ではないでしょうか?


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今日からザワつく6月。 [奈良のこと]

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6/1(日)、今日から6月になりました。
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良くも悪くも長かったゴールデンウィークが終わり、それ以降の5月はなんだかおまけみたいな日々だったな・・・と個人的には思います。
5月病という立派な(?)病があるくらいですから、お天気とは裏腹に爽やかな気分になれない、いろんな意味ですっきりしない、という方も多かったかもしれませんね。
6月はお天気こそ入梅、気温上昇などで過ごしにくくはなりますが、穏やかで楽しい月になるといいな、と思います。

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当店の5月は連日ブログ等でお知らせしている通り、再入荷の発注や検品に忙しくしておりましたが、それ以外はなんだか拍子抜けするような、ジワっとした日々でした。
そんなACARTの思いを象徴するかのよう。5月の終わりに引いた「イチハラヒロコ御籤」はこんなお言葉が出ました。

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「夢のような日々」は、良い夢か、それとも悪夢か。
「鬼のような人」は、さて誰でしょう・・・。家族?自分の中の自分?もしかしてお客様??・・・奥が深いですね。
こちらの「イチハラヒロコ御籤」は、ならまち工房Ⅱのgallery 9号室さんで引くことができます。
1回200円、9号室さんの温かい解説と励ましも一緒に頂けますので、ぜひどうぞ。

さて、いまさらですが本日は長女が出勤しています。
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今日からにゃらまち猫まつり。
当店は例年通り参加しておらず、正直なぁんの関係もないのですが、やはり猫まつりが始まると、少々ザワザワします。

知る人ぞ知る看板猫のいる当店は、猫まつりに訪れた方にはあまり発見されず、ただ通り過ぎられることが多いようです。
次女なんかはお店の窓際にいることもあるので、発見されることもたまにあるのですが、本日の長女のように静かに寝ていると、たまに入ってこられた猫まつりのお客様でも、気付かずにお帰りになります。
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見つけた人はラッキー?かもしれません。

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もちろん、猫祭期間中も猫の出勤日は毎週土日。増えたりも減ったりもしません。
商品もいつも通り猫関連グッズが、こちらは状況によって増えたり減ったり。
猫まつりのついでに、よろしかったらご覧ください。

6月もどうぞよろしくお願いいたします。


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