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1次元分の魅力をプラス。mortar FLOORWALL .RIM登場 [商品紹介]

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2月14日(木)バレンタインデーです。
先週から奈良公園一帯で開催されていた「しあわせ回廊なら瑠璃絵」も本日で最終日。
また2/14は奈良公園の誕生日です。明治13年(1880年)の今日開園された奈良公園は、今日で139歳。
今夜春日野園地では19:30からバースデー花火(カウントダウンは19時から)が行われるそうです。
平日になってしまいましたが、バレンタインデートに、ご家族と、お友達と、ぜひなら瑠璃絵最終日と花火をお楽しみください!


さて本日も商品のお話です。
先週何度かご紹介したPull Push Products.さんより、今回は新製品「FLOORWALL .RIM」のご紹介です。
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特殊な繊維が練り込まれた薄くても割れない不思議なモルタルのマットFLOORWALLに文字通りリム=縁がつきました。

モルタル特有の味わい深い質感はそのままに、縁の部分がすっと垂直に立ち上がった造形は、そこにできる陰影によって深みが増し、これまでの平面にはなかった新しい美しさを感じさせます。
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今回ACART LIFESTYLEに入荷したのは、Φ60mmという極めて小さなサイズ。色もモルタルそのままのnaturalのみとなります。価格は¥3,780(税込)。小さいけれど、なかなかいいお値段です。

Pull Push Products.さんが製品化された中ではこれが最小サイズで、価格ももちろん最安。本当はこれ以外にΦ100、150、225、300、450合計6サイズが存在し、カラーもお馴染みのnaturalとsumi blackの2色展開となります。ちなみに最大サイズのsumi blackは¥45,144(税込)とかなり勇気のいる価格になってしまいます。
多くの方に支持されるというよりは、一部の方に熱烈に支持される傾向が強いのが、当店におけるPull Push Products.さんの製品の特徴です。今回もなかなかたくさんは揃えることができませんでした。

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これまでの平面のモルタルから、縁がついたことにより立体となったモルタルは、その魅力が1次元分増えた反面、ひとつ新たな問題が。それは縁が付くことにより、一枚の板から「うつわ」になったということ。
うつわとは入れ物、つまり何かを入れるという役割が発生するのです。そうすると人は「何に使うものなの?」と考えはじめます。

ただ直径6cm、高さ1.5cmの短い円柱状のうつわ・・・なかなか使いみちが見つかりません。
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立ててみたり・・・
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裏返してみたり・・・

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やっぱり小物入れというところでしょうか。
ただこれは、当店の環境もよろしくない。コーヒーを入れるためのコーヒーカップ、お料理を乗せるプレート、それ以外には使いようの無い靴下に手ぶくろ、あげくはリンゴ専用のカッター・・・そんなものたちと一緒に並べられ、同列に扱われる以上、「◯◯用の◯◯です」と言えないとなかなか厳しい。

しかしごく稀に・・・そういうものを次から次へと眺めている間にも、ピタッとこういう製品の魅力に気づいてしまう、あるいは波長が合ってしまう人がいます。
今回はそういうお客様向けの製品ということで。

mortarシリーズのコンセプトは「モルタル素材の感覚をカタチにする」ということ。もう少し詳しく言うと、モルタルの重い、冷たい、固いといった人の感覚を、再びモノに翻訳しなおすこと。
そしてmortarシリーズが面白いのは、その翻訳の過程でその感覚を少し歪ませたり、ある部分を増幅させたり、または削ぎ落としたりして自由自在に再構成したプロダクトになっているというところです。
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重そうで軽い、無機質なようで有機的・・・そんなモルタルの魅力を手にとって楽しめること。そしてそこに新たにリムがついたことで、ツルッとした水平面だけでなく、成形時の不規則な気泡によってところどころが欠けたような断面が同じ方向から見えたり、立ち上がりの完全な垂直がこれまでの薄さとはまた違った緊張感を与えたり・・・今までにないFLOORWALLの楽しみ方ができるのです。

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そんなアートピースとしての魅力を、この小さな物体から感じとるような人にとっては、これ以上のない新作といえるはず。
いつものように美しい装丁の紙箱で、ぜひおひとつ。
お好きな人だけにおすすめいたします。

[mortar/Pull Push Products.] FLOORWALL.RIM Φ60mm natural ¥3,780(税込)


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