テイクアウト戦国時代終盤戦!? [奈良のこと]

東京をはじめ全国的に新型コロナウイルス感染者が増えてきておりますが、経済活動の停滞解消を旗印に人通りはかなり増えつつある今日このごろ。奈良でも商店街やならまち周辺では、そろそろ外食をする人も増えてきたようで、飲食店も少しずつ賑わいを取り戻してきたように見えます。
そんな中ではありますが、猫も鹿(?)も人間の帰りを待っている我が家では、相変わらずテイクアウトが好き。
お店の方にとっては面倒だし利益率もきっとイマイチなテイクアウトですが、できればこのまま継続してほしいなあ、と思ってしまいます。
テイクアウト戦国時代もそろそろ終盤?かもしれませんが、少し前のテイクアウトをご紹介します。
まずは当店のお近くの2店舗。
旬菜 香音さん

美味しい和食のお店、香音さん。
お持ち帰りできるのはおかずがもりもり入ったお弁当です。
ACARTが大好きなのは、旬のお魚の一品。お味噌で漬けてあるのか、とにかく旨味があって美味しい!

もちろんお魚以外にも唐揚げや小松菜の煮浸し、ナスとピーマンの味噌炒め(?)などいろいろなおかずがどれも美味しくて、これで700円はなかなかお値打ちです。
注文したら15分ほどで作ってくださるので、温かい出来立てが食べられます!

■旬菜 香音
奈良市鶴福院町3-2
12:00-15:00/18:00-22:00
木曜定休
ヒサゴ屋食堂さん

実はテイクアウトできるんです!本当に何を食べてもおいしいと、地元のお客様の間では人気のヒサゴ屋さん。見た目は普通の食堂ですが、知る人ぞ知る名店です。

ACARTの一押しはオムライス!他のお客様からの人気も高いメニューです。
大きなオムライスは1個食べるとお腹いっぱい!中のケチャップライスは味がしっかりでバターの風味もあってすごく美味しいのです。
近所の洋食屋さんの、あの懐かしいオムライスです!

■ヒサゴ屋食堂
奈良市鶴福院町32
11:00-15:00
月曜定休
最後はきたまち、奈良女子大学の近くにあるインド料理のお店。
インド料理SINGH(シン)さん

これまたボリュームたっぷりの「シン特製弁当」。
カレーとターメリックライス、ケバブ、チキンティッカ、サラダがついてます。

カレーの単体メニューに500円プラスでこのお弁当にできます。
ついでにナン(プラス200円)もつけてしまったらこれまたお腹いっぱい!
でもまた食べたくなる美味しいカレーでした。
この時はキーマとバターチキンにしましたが、カレーのメニューも充実してます!
食いしん坊のテイクアウト侍もきっと納得するはず。

■インド料理 SINGH(シン)
奈良市北小路町1-11
11:00-14:30/17:30-22:00
不定休
大好きなテイクアウト。
イートインを再開して一旦テイクアウトはお休みする、というお店もあるようですが、予約制などで続ける、というお店も少しはあります。

イートインも楽しみつつ、テイクアウトも利用できるとありがたいですね~。
テイクアウト侍は永遠なり。
本日は七夕。そして「小暑」です [その他]

7月7日、本日は七夕です。
織姫と彦星が~というのは有名な話ですのでACARTが言うまでもないですね。

そういえば毎年小西さくら通りなどの商店街には七夕の笹や飾りが設置され、お願い事を書く短冊などもあったはずですが、今年は目にしてないような・・・。
やはりコロナの影響でしょうか。
神社やお寺で手水舎に柄杓がないのと同じで、短冊を書くためのペンに感染のリスクがある・・・という感じかもしれません。

実を言うと先日訪れた率川神社でも、例年でしたら茅の輪くぐりのときには人形の横に「自祓い」をする用の白い紙垂が付いた棒(なんていうのかしりません)があるのですが、今年はありませんでした。
注意書きには「コロナ感染予防のため」みたいなことが書いてあったと思います。
収束に向かいつつあるとはいえ、東京では感染者が増えてきましたし、相変わらず何かとややこしい新型コロナ。いろんなところに影響がでていますね・・・。
街中の七夕飾りは縮小傾向かもしれませんが、小さな笹などが手に入ればぜひご自宅で。
他にもお素麺を食べたりお星さまを眺めたりして過ごしてはいかがでしょうか(雨でなければですが)?
話が少しそれましたが、7月7日は七夕のほかに「ゆかたの日」や「ポニーテールの日」、「冷やし中華の日」「カルピスの日」など、なんだか涼し気な記念日が並びます。
夏らしいですね。

夏らしいといえば、七夕の7/7は二十四節気の「小暑」です。
夏至から半月が経ち、この頃から暑さが本格的になってくる、という意味だそうです。
本格的な夏に向けて、お洋服だけでなくお部屋の中なども涼しく過ごせる工夫をしたい頃ですね。
寝具やリビングのファブリックなどを夏ものにしましょう。
また、本州では梅雨が明ける頃ですが、集中豪雨が多く発生する時季とも言われます。
確かにその通りに先週末から九州をはじめ各地で大雨が。被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。
雨だけでなく、今年はマスクをしている時間が多くなる人が増えると思うので、熱中症にもますます気を付けたいところ。もちろん美味しい夏野菜などをしっかりと食べて、暑さに立ち向かう体力もつけておきたいですね。

そして小暑といえば忘れてはならないのが暑中見舞い!差し出すのはこの日からです!
お盆の前に贈り物を持って直接訪問した名残りで、訪問するかわりに挨拶状を出すようになったのが始まりだといわれる暑中見舞い。
出す時期は小暑から立秋の前日までです。
他にも大暑からという説や、夏土用の間に出す、梅雨明けから…など諸説ありますが、だいたいこの時期。
立秋以降は残暑見舞いになりますのでご注意ください。
そして暑中見舞いにぴったりのポストカードは、ぜひ当店で!

京都烏丸六七堂さんの夏らしいハガキのほか・・・

ROKKANさんの「ぽいぶみ」、サトリデザインさんの「柿の葉寿司」と「奈良漬」もございます!
今年はお盆も帰省するのが難しい、という方が多いかと思います。
可愛いハガキで暑中見舞いを送ってみてはいかがでしょうか?
小さなお菓子屋さんsoraniwaさん3周年。 [奈良のこと]

昨日は一日中降ったり止んだりの雨でした。
足元の悪いなかお越しくださったお客様、本当にありがとうございました!
今日も猫スタッフは自宅待機ですが、やっぱりお天気は気になるようです。長女も心配してくれています。

長女さん、本日は雨も上がり、蒸し暑い一日になりそうですので、ご安心ください。
もちろんキャンディーも降りませんよ。
蒸し暑いといえば、再度のお願いです。
この暑い中大変恐縮ではあるのですが、店内ではマスクの着用に、ご協力をお願いいたします。
本日も19時まで、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、本日はかわいいお店のご紹介です。
場所はならまちではなく、珍しく違う地域。奈良県では法隆寺などがあることで有名な斑鳩町というところにあります。
混雑の具合にもよりますが、奈良市内から車で30分ほどで行けます。

お店の名前は「soraniwa(そらにわ)」さん。
焼き菓子などをメインにした小さなお菓子屋さんです。
こちらのオーナーさんが時々当店に来てくださっていて、そのご縁で仲良くさせていただいております。
お店は月に何度かオープンされる不定期営業ですが、しばらくは新型コロナの影響でお休みされていて、先月くらいから営業を再開されています。
ただ、イートインはまだお休みでお菓子やドリンクのテイクアウトのみという様子を見ながらの営業です。

とても美人で可愛らしいオーナーさんが作るお菓子は、彼女と同じく美しくて可憐。写真映えがすごい!
もちろん美味しいのでオープン日には予約でほぼ売り切れてしまうこともあるようです。
実はACARTも一度しかお邪魔したことないのですが、近くにはお寺のほか畑や竜田川など、ちょっと牧歌的な雰囲気の場所にあるご自宅兼お店です。

この時頂いたのは、お星さまクッキーやチュイル、古都華のケーキタルト、そしておなじみTABIコーヒーさんのコーヒーを使ったティラミス!
どれもとっても美味しかったのは言うまでもありません!
このときは伺うのが遅かったので売り切れてしまったお菓子も多かったようです。他にも色々食べてみたいなあ、と思いつつ、またの機会に・・・。

そして気になる次のオープン日は、明日7/6(月)。
soraniwaさんは今月でオープン3周年を迎えられるとのこと!
明日お買い上げの方にはとてもかわいい猫さんのイラストが描かれた「にゃんこミラー」のプレゼントがあるそうです(実はsoraniwaさんも猫好きなのです)!
数量限定ですので、欲しい方はどうぞお早めに・・・。

奈良市内からちょっとドライブにも良い場所です。
ぜひ足を運んでみてください!
(お店兼ご自宅ですので、交通マナー等には十分お気をつけください)

小さなお菓子屋さん soraniwa
奈良県生駒郡斑鳩町神南1丁目
不定期営業
https://www.instagram.com/_soraniwa_/
おまたせ「ねこキャンディちゃん」登場! [その他]

先週当店に届いたバナナとキャンディ。
遠くのお客様が「なかなか奈良に行けないから」とプレゼントしてくださったものでした。
バナナは我が家のリビングで猫たちのお気に入りとなり、主に次女と末っ子が楽しく使用しております。
お客様、本当にありがとうございます!
本日は、一緒に送っていただいた「ねこキャンディちゃん」を満を持してご覧いただきます。
送ってくださったお客様、そして猫好きの皆さま、お待たせしました。

と、言っても猫の写真をダラダラと貼り付けるだけなんですが・・・。
このキャンディちゃんにコメント付けるのも、野暮ってもんですから。

3姉妹合わせて、というのはスペースと彼女たち(主に長女)のご機嫌の都合上、ちょっと無理でした。
ただ、次女と末っ子は比較的機嫌よく撮らせてくれました。
6種類のキャンディちゃんすべてをコンプリートしてくださったお客様。

今回は末っ子がモデルを買って出てくれました。
黒猫には黄色が似合う、かと思いきや、末っ子の瞳と似た色のグリーンもまたいい感じだったり。
かわいいドット模様は、やはりとびきりキュートに仕上がります。

6種類を3匹にかぶせるので・・・20通りくらいはあるんですかね(計算合ってます?)・・・。
とにかくアッチコッチにいろんなキャンディちゃんをかぶせては「似合う!」「かわいい!」「これイマイチやな」などと撮影会、がんばりました!

長女は何をかぶせても渋いです・・・。
あ、ちなみに、キャンディちゃん以外にも「メロンちゃん」もありました。
これまたかわいいです!

次女はフル装備の「メロンバナナ」でくつろいでみたり。

と、猫たちが飽きてくる前に怒涛の勢いでかぶせたり脱がせたり。
とにかくたくさんシャッターを切ったので、膨大な数の写真になりましたが・・・。
お気に入りの一枚、見つけていただけたでしょうか?
長らく自宅待機させていただいている猫たちですが、猫ファンのお客様方には「おうちで看板猫」をお楽しみいただけましたら幸いです。
平和だった夏の思い出。あひろ屋さんの手ぬぐい [商品紹介]

当店の猫スタッフカレンダー、7月の次女が言っている通り、もう半分過ぎた2020年。忘れていましたが、今月は「海の日」と「スポーツの日」という2つの祝日が土日と連なり、4連休になっています。
そういえば、コロナの影響で延期になってしまいましたが、オリンピックがあるはずだったんですね。
この連休が決まった頃は、こんなことになるなんておそらく誰も想像していなかったと思います。
こんな世になるとは思ってもいなかった1年前の今頃、何をしてたかな・・・。
去年は8月にあひろ屋さんの個展を、minamoさんで開催させていただきましたので、その準備に追われていましたね。
どんな会場にするか?あひろ屋さんからはどんな手ぬぐいをお預かりするのか?minamoさんに負担のかからないような販売の仕方など、打ち合わせを繰り返していました。
予想以上に多くの方に来ていただき、色々と初めての試みだったにしては大成功(?)だった「みなも で あひろ屋 展」。あの暑かった夏から、もう1年が巡ろうとしています。
よそのお店をお借りして個展をやる、という無謀な試みにも快く応じてくださったあひろ屋さん、minamoさん、あのときは本当にありがとうございました!
今年はもともと予定していなかったのですが、あひろ屋さんの個展またやりたいな・・・。と思いつつ、今店頭にあるてぬぐいをご紹介させていただきます。
あひろ屋てぬぐい 出目金 赤 ¥1,320(¥1,200+税)
あひろ屋てぬぐい 出目金 黒 ¥1,320(¥1,200+税)
昨年の個展でフライヤーのメインビジュアルにも使用させていただいた「出目金」は黒と赤がございます。
かわいらしくなりがちな金魚の手ぬぐいですが、特に黒は渋くて大人っぽい印象。一匹ずつすべて違う金魚たちと、体から尾にかけてのグラデーションも素敵です。
あひろ屋てぬぐい 曲水 浅縹色 ¥1,430(¥1,300+税)
曲水(浅縹色)は個展でも人気のあった柄。
曲がりくねる穏やかな水を表現した柄ですが色の効果もあり、モダンな幾何学模様のようです。
あひろ屋てぬぐい 蓮花果托 ¥1,430(¥1,300+税)
蓮花果托はアカートがあひろ屋さんを初めて知ったときに見た柄で、ある意味思い出の柄です。
これを見て、あまりのかっこよさに「お取引したい!」と思ったのでした。
あひろ屋てぬぐい 群雨 ¥1,320(¥1,200+税)
群雨も、手ぬぐい展では意外な(というと失礼ですが)人気でした。
一見するとただの青い線…なのですが、実はこれも全体がグラデーションになっており、手ぬぐいの端と端で濃い青から薄い青に色が変わります。
広げてみていただける個展ならではの人気商品だったのかな、と思います。
あひろ屋てぬぐい 籠目 草色 ¥1,210(¥1,100+税)
草色の「籠目」は一見単純な柄ですが、実はこれまた色の濃さが違う、グラデーションがアクセントになっています。単調さとは無縁の籠目文様。
あひろ屋てぬぐい 紐結び 赤色 ¥1,320(¥1,200+税)
紐結びは日本に古くから伝わる結び方がたくさん描かれた、あひろ屋さんの中では比較的新しい作品です。
それぞれに名前がついた結び方は信仰や祈りの意味もこめられ、意匠の美しさも特徴です。
あひろ屋てぬぐい 箸格子 赤 ¥1,320(¥1,200+税)
箸格子(赤)手ぬぐいには珍しいキレイな赤。お箸を格子状に置いた模様がリズミカルに並んでいます。食いしん坊な方へのプレゼントや、会食のときにさりげなく持っていくのも粋ですね。
あひろ屋てぬぐい 蒲公英(たんぽぽ) うこん色(黄色) ¥1,430(¥1,300+税)
かわいらしい蒲公英の柄はうこん色がございます。鮮やかな黄色に気分も明るくなりますね。これも手ぬぐいには珍しい色かと思います。
あひろ屋てぬぐい 赤い糸 ¥1,540(¥1,400+税)
赤い糸は、真っ黒の地色に赤い線がくるくると描かれたとても粋な柄。一度全部を赤で染めて、そのあとに黒をのせるんだとか。黒で柄が少ない手ぬぐいもあまりないので、黒にこだわる方や黒ベースのファッションの方に人気です。
あひろ屋さんのサイトでも品切れになっているものもありますが、どれも在庫は1~2枚ずつと少量です。お探しだった方はお早めに。お取り置きも承ります。
ちなみに、東京にはなりますが今現在開催されているあひろ屋さんの個展もございます。
特に7/11(土)までの神楽坂La Ronde d'Argile さんでの個展では新作「白鷺」も先行販売されています。
お近くの方、まだ新型コロナウイルスの影響も不安ではありますが、ご自身の安全を最優先に、お出かけいただけたらと思います。
「あひろ屋と綯屋」 展
2020年6月19日(金) - 7月4日(土)
12時から18時まで(会期中は 日、月曜休み)
musubi
東京都国立市富士見台1-8-37
個展 /「あひろ屋 手ぬぐい店 十五」
2020年6月30日(火) - 7月11日(土)
※会期中7/5(日)、7/6(月)は休み
12時から 18時まで
La Ronde d'Argile
東京都新宿区若宮町11 麻耶ビル1F
最後に週末の猫スタッフの出勤の件ですが、今週末も引き続きお休みさせていただきます。
出勤の再開を心待ちにしてくださる方のお声はたくさんいただいておりますが、実は「まだ再開を見合わせるべき」というお声もたくさんいただいております。
とはいえ、このままずるずる毎週中止を宣言するのもどうかと・・・。
とりあえず万全の体制で再開できることを目指して、「新しい猫スタッフ様式」を検討中ですので、もう少しお待ちください。
燈花会開催見送り と ならまちキャンペーン [奈良のこと]

7月2日(木)です。
忘れていましたが、昨日は雑節の「半夏生(はんげしょう)」でしたね。
夏至から11日目。半夏という薬草や、半夏生という葉っぱが半分白い植物が咲く頃で、関西ではタコを食べる風習があるそうです。
また、「空から毒が降る」とか「妖怪ハンゲが出る」、「この頃に降る雨は大雨になる」、「この日以降に田植えをしない」など妖しげな言い伝えも多い半夏生ですが、一説によるとそれらの理由は「農家さんが体を休めるため」なんだそうです。

ちなみにACARTはこの半夏生がなんか好きです。
特に妖怪ハンゲ、こわいので、 半分白いうちの猫に会いに、今日は早く帰ろうと思います。
そんな7月の初め、奈良にとっては少し残念なニュースが飛び込んできました。

毎年多くの人が訪れることで有名な、奈良の夏を彩る燈花会について。今年は例年通りの開催を見送ることになったそうです。

発表も開催まであと1ヵ月ほど、というタイミングでしたので、関係者の方々が非常に悩まれ、苦渋の決断だったことが想像できます。奈良の人は少なからず「今年はどうかな?」と思っていたはずですので、この決定を残念に思う方も多いでしょう。
ただ、完全に中止という訳ではなく、限られた環境の中で知恵を絞り、いつもとは違う形で開催するとのことですので、ご紹介します。

1.今年だけの特別な場所で無観客で開催、オンライン配信
2.SNSに「#おうちで燈花会」のハッシュタグをつけて、過去の燈花会写真や、燈花会に一緒に行きたい人との写真、点灯してる動画写真をアップ
3.【おうちで燈花会体験セットの販売】8/5~14は自宅の庭や玄関、お店の周りなどで灯りを燈しましょう!(3,000円パック・5,000円パック)
SNSを通じてではありますが、「なら燈花会」をお楽しみいただけたらと思います。
そしてもうひとつ。こちらは良いニュースです。

新型コロナウイルスの感染拡大で観光客が減った「ならまち」に客足を呼び戻そうと、奈良市のまちおこし会社であり、当店がいつもお世話になっている奈良町情報館(地域活性局)さんが「ならまちキャンペーン」という誘客キャンペーンを実施されます。

7月1日から、奈良町お散歩マップに掲載されている店舗を中心とした150店舗で税抜1,000円以上の買い物をした人に、興福寺のエコバッグなど1,000円相当の商品セットをプレゼント!
ACARTのおすすめは「三島のゆかり興福寺コラボパッケージ」四天王像のイラストが入った渋いゆかりです。
もちろん、当店も対象店舗になっています!昨日からなんですが、店頭で告知はしているものの、口頭でお伝えするのを忘れがちなACART。レジ袋の件もあり、このキャンペーンについては言い忘れることはありますが、1000円以上お買い上げでしたらプレゼントの対象になりますので、ぜひ奈良町情報館に足をお運びください!

奈良町情報館さんによると、新型コロナウイルス禍前に比べ、多くの店舗で売上が9割減となっており、「甚大な影響が出ている」というならまち。
実は以前より、「お客様に来ていただくのはもちろん、しっかりと売上に繋がるようなキャンペーンやイベントを!」と、奈良町情報館のACART担当の方と話をしておりました。
その意見を少しは覚えておいてくださったのか、今回、このような形で奈良町のお店の助けになれば、とご尽力くださった奈良町情報館さんには、この場をお借りしてお礼申し上げます。
ありがとうございます!

最後にこのキャンペーンの詳細をご紹介しておきます。
①参加店舗(店頭にPOPあり)で税抜1,000円以上購入する
②奈良町情報館でレシートなどを見せる
③興福寺のエコバッグやふりかけ、奈良の風景の写真集などのセット商品がプレゼントされる
④アンケートに記入すればポストカードももらえる!
です。
プレゼントは先着1000組までですので、ぜひお早めに!
【7/6追記】
こちらの「ならまちキャンペーン」は予想を遥かに上回る参加があったとのこと。
すでに開始5日間で1000名に達してしまったそうなのですが、急遽商品を追加して継続されることになりました(商品内容は一部変更となり、興福寺のエコバッグは終了、別の商品が新たに加わっているようです)。
ただし8/15までの予定は大幅に短縮され、7/11(土)をもって終了となります。くれぐれもご注意ください!
【7/8追記】
品切れとなっていた人気の「興福寺エコバッグ」が、復活することになったそうです。
数に限りがありますのでお早めに!
今年もしっかり!夏越の祓。 [奈良のこと]

自由なんだか不自由なんだかわからない6月が終わり、7月が始まりました!
今月も、どうぞよろしくお願いいたします!
さて無病息災や疫病退散を本気で願ってやまない今日このごろ。
去る6/29(月)は定休日を頂いておりましたので、毎年この時期恒例の「茅の輪(ちのわ)くぐり」に行ってまいりました。場所はいつもの率川神社。

ACARTはなんとなく「茅の輪くぐり」と言っておりますが、この行事は6月晦日と12月大晦日の年2回行われ、6月に行うのが「夏越の祓(なごしのはらえ)」、12月に行うのが「年越しの大祓(としこしのおおはらえ)」と言われます。
どちらにしても大体同じ意味合いで、茅(かや)で編んだ直径2メートル程の輪をくぐり、半年間でついた厄災を払い、無病息災を祈願する行事です。

ちなみに神社ではなく東大寺で7月に行われる解除会(けじょえ)もこの「夏越の祓」と深い閑係がある仏会で、同じように茅の輪をくぐって心身を清め、秋の初めに流行る疫病を防ぐという願いが込められるそうです。
また、茅の輪をくぐったあとに茅を抜いて持ち帰り、輪を作って家の入り口に挿すと無病息災につながる、などという風習もあるようですが、ここ率川神社では特にそういったことをする習慣は無いようなので、特に茅の輪には手をふれません。
さて、前置きが長くなりましたが、今年もお参り。
すべての神社で同じかどうかわかりませんが、茅の輪をくぐるときに大体あるのが、「形代(かたしろ)」や「人形(ひとがた)」と呼ばれる白い紙の人形。
この白い「人形」さんを身代わりとして罪や穢れを託します。

やり方は簡単。名前と生年月日を書き、その人形で体の気になる部分をなで、息を3回吹きかけます。
罪やけがれを移した人形は、その後神社でお祓いしてもらえるようです。
またこの率川神社では人形だけでなく「車形」があります。
ACARTだけでなく猫たちも乗せる車、大切ですからこちらもお祓いしてもらえるように、車のナンバーなどを書いて箱に納めます。
神社によっては茅の輪は無いけれどこの「人形」だけは設置していて、名前等を書けば6/30に行われる「夏越の祓」にお祓いしてくれる、というところもあります。
茅の輪が近くにない!という方はこの「人形」を授与している神社を探してみても良いかもしれませんね。

この人形に穢れを託してみそぎするのは、茅の輪をくぐる前なのか後なのか、どちらでも良いのか・・・。
毎年迷いますが、特に率川神社さんでは指定はないので、ACARTは空いているほうから行います。
神社で他の参拝者の方を見ていると人形をやらずに茅の輪だけくぐって帰る人もいますので、まあ、どちらでも良いのかな、と。
今年は先に人形と車形に穢れをうつして、やっと茅の輪をくぐります。
くぐり方は茅の輪の横に書いてありますので、その通りに。毎年のことですが、毎年忘れてるのでこの手本を参考にします。
これも他の人を見ていると色々なので、あまり細かいことは気にしないようにします。

そして忘れてはならないのがおまじないのような呪文のようなこの歌。
「水無月の夏越の祓(はらい)する人は、千歳(ちとせ)の命延(の)ぶというなり」と唱えながら茅の輪をくぐるのだそうです。
ただこれ、覚えられないのとこの歌に気を取られるとくぐり方を間違えそうになるので、なかなか唱えながらは難しい、というのが毎年思うこと。
ですので今年は先に唱えてくぐってみました。ダメかしら?
とにかく茅の輪をくぐり終え、これで半年間の罪や穢れが祓われました!
よし!清々しい!

今年は新型コロナの騒動であっという間に半年経ってしまいましたが、この「夏越の祓」であと半年、無病息災で乗り切りたいと思います!
この率川神社の茅の輪は7/5(日)まで設置されているそうです。
「夏越の祓」の6/30は過ぎてしまいましたが、「まだ上半期の罪や穢を祓ってない!」という方はぜひ日曜日までに率川神社で茅の輪をくぐってみてください!

あ、最後に定休日の猫スタッフ。
写真は、相変わらずお気に入りのバナナを占領する次女と、ちょっと興味が出てきて代わってほしそうな末っ子です。