金危々日には猫を描くといいらしい。 [その他]
定休日明け、2月16日(火)です。今週もどうぞよろしくお願いいたします。
突然ですが本日2月16日は旧暦1月5日です。
ちょっとさかのぼりますが、2月12日が旧正月でした。
日本人の私たちにはあまりなじみがないですが、一昨年までは多くの中国の方が日本に来られていた、旧正月を含む春節。
残念ながら昨年は少なくて、今年は春節のお客様なんてほとんどゼロ、という状況です。
来年はどうなるのかさっぱりわかりませんが、暦としての旧正月はもちろん今年も来年もあります。
そんな旧正月から4日経ったのが本日、旧暦1月5日。
実は旧暦1月5日は財神の日と言って、お金の神様である「財神」がやってくる大切な日なんだそうです。花火や爆竹を盛大に打ち上げて財神をお迎えし、商売繁盛や金運に良い兆しがあることを祈願するようです。
アカートは中国とは何の関りもありませんし、実は行ったこともないのですが、ともかくそんな話を聞くとちょっと何か祈ってみようか、ってな気分になってしまいます。
その財神が関係あるのかないのか、よくわからないのですがさらに1月5日は「猫を描くといい」日なんだそうです。
なんじゃそれ?って感じですが、「正月初五日の金危々日に猫を描くと鼠を鎮める(追い払う)ことができる」という中国の言い伝えがあるとのこと。
「金危々日」って調べてもほとんど何の情報も出てこないので、詳しいことはさっぱりわからないのですが、「〇〇するといい」と言われるとしたくなるのが人情ってもの。
「鼠を鎮めることができる」がダイレクトにネズミを追い払ってくれる、という意味であればそれはそれでありがたいですし。
またそれが比喩表現で「ネズミ=何か好ましくないもの」であれば、今流行りの疫病を鎮めてくれるのでは?!という期待なんかもほのかに湧いてしまったりして。
もしくはネズミを追い払うと財神をお迎えするのにさらに効果的!かもしれないし。
そんな風に思うと、今日、猫を描かずにはいられませんよね~。
中国の謎のならわし。
信じるか信じないかはあなた次第。
そして効果のほどもさてさて?という感じではありますが、たまにはのんきに猫でも描いてみると、案外楽しいかもしれません。
が、画伯・・・。か、壁なんですけど。
※写真はフィクションです。ご安心ください。
10分前にはお出かけ仕度を [その他]
2月14日(日)、バレンタインデーですね。
今日も暖かくお出かけ日和ではありますが、本日も猫スタッフは感染拡大防止の観点から、自宅待機中です。というわけで「あっさりと」本日も近況報告です。
毎朝、お店に向かうときには、猫たちはもはや自分が連れて行かれるかもしれないという警戒感も無く、ただ「ああ・・・、行ってらっしゃい」と無関心な見送りを見せてくれます。
それでもイタズラは面白いらしく、最近末っ子がハマっているのが、人間の上着を乗っ取ること。
基本的に外出用の衣類は、猫がさわると毛だらけになるので、別室にあります。
ですが出かける寸前には手元に無いといけないので、ダイニングチェアの背もたれなどに、ほんの一瞬掛けてしまいます。
そこが末っ子の犯行チャンス。
いってきま~すと上着を取ると「重っ!」となるわけです。
ちょうどフード部分、脳天からダイブするような姿勢になった上着に、すかさず黒猫が潜り込んでいます。瞳は遠くをじっと見つめて、私知りませんよの態度を貫きながら。
これで無事、毛だらけになる上着。
それをキレイにするのに5分、10分お出かけが遅れます。
予定の10分前には家を出られるようにしておく。まさに猫あるあるです。
ちなみにこのまま別の上着でお出かけするという手もありますが、その場合、帰宅する頃にこの上着は、もはや衣類ではなく猫ベッドとなります・・・。恐ろしや。
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竹製品の〆は麺すくい [商品紹介]
本日も商品紹介です。
このところ数回にわけて大分の竹製品工房「雅竹」の製品をご紹介しておりますが、「雑炊スプーン」、「すくえる竹べら」に続いて本日の製品で一旦「〆」となります。〆といえばやっぱりうどん!?
その前に、今日は土曜日です。
一昨日よりこの時期の恒例イベント「なら瑠璃絵」がはじまっております。例年にくらべるとかなり規模が縮小されていますが、いくつかの場所では美しいイルミネーションが見られますので、機会があれば覗いてみてください。
そして何度もお伝えしているとおり、こちらも新型コロナ感染拡大防止の観点から、週末の猫スタッフはお休み中なのです。というわけで自宅待機の猫スタッフの近況を。
本日は長女。「パーマかけた事件」がちょうどお正月頃だったのでひと月ちょっと、依然おヒゲとマユゲのパーマは健在。通常の生え変わりのサイクル的には初夏くらいまでこのままということになるかもしれません。
ちなみに近づきすぎたストーブは現在使用を見合わせていますので、ご安心ください。
というわけで、今回は「曲がり麺すくい」。
お鍋の〆のうどんを家族みんなでとりわけるとき、すべりやすいお箸では特にお子さまも扱いにくい・・・。そんなときに麺すくいというわけです。
素材は天然竹をすす竹加工したもの。汚れや匂いが残りにくく、衛生的に使える工夫がされています。
独特のかたち、少し曲がったこの形状が麺をすくうのにちょうどいいのだそうです。
左利きだとちょっと使いにくいかもしれませんが。
柄の部分にあえて残した竹の節が、茶道の茶さじの止節(とめぶし)のようで味わいがあります。「千利休の歯ブラシです」って言われたら信じるかも!?
雅竹さんの説明によると、お鍋のうどんはもちろん、そばやそうめん、スパゲティなど麺類ならなんでも使えるのだそうです。お料理は得意じゃないけどパスタなら、という独身男性や、夏になるとお昼はいつもそうめん、というご家庭にも、あると便利じゃないでしょうか。
肝心の使い心地は?・・・すみません。アカートはまだ使ってみることができていないので、この場できちんとご説明できません。機会があれば後日いろいろ実験してみたいと思います。
とにかくなんか見てるだけで使いたくなる麺すくい。ぜひお試しください。価格は税込715円です。
【あっさり】次女のワルいはなし [その他]
2月12日(金)、飛び石ではないですが、祝日と週末の合間の平日です。今日は昨日よりさらに暖かくなるとの予報ですが、朝からずっと曇り空で、まだちょっと寒々しいお天気です。
そんな今日このごろですが、先日お伝えしたとおり、猫スタッフは昨日の祝日も、明日明後日の週末もお店には出勤いたしません。もうしばらく自宅待機にご協力ください。
というわけで猫の話。本日は次女です。
お店に来ているときは、一番人懐っこく、おとなしく寝ていることも多いので「おりこうねー」という声をいただくことが多い次女ですが、お家ではけっこうワルなんです。
とにかくいつも叱られてます。人間スタッフだけでなく長女にも。
よくあるのが長女の寝床を奪うこと。例えばウチの場合はリビングだと猫が好む場所が6箇所くらいあります。どこもさほど甲乙あるわけではないのですが、次女は長女がいる場所を乗っ取るのが大好きなんです。いつも寝ている長女をお鼻で押してどかせます。
そのたびにシャーと叱られるんですが、結局乗っ取りに成功することが多いようです。
そしてさらには長女のご飯を横取りすることも大好き。
三姉妹のご飯(カリカリ)はそれぞれの体質や健康状態にあわせて別々のものを用意していて、好みも違い、次女にも次女の好きなご飯がちゃんとあります。でもやっぱり長女のご飯をこっそり食べるのが好きなようなのです。
まあ犯行はだいたい人間がいるとき。いつも以上にそーっと足音を消してご飯に近づく次女。
こちらにしてみれば「ああやるな」って分かるんですけど、現行犯前には注意できません。見ないふりして見ていると、そーっと長女のご飯に顔をつっこみ、これまたそーっと音がしないように噛むんです。ハムハムって。
そこで「こらー!」って言うと、アメリカのアニメみたいにビクって飛び上がりながら、50cmほど離れた自分のご飯のところに水平移動。何事もなかったかのようにカリカリ食べはじめます。はじめからコレ食べてましたよーっていう感じで。その間こちらを見ることは無し。ずっと背中を向けたままです。おそらく背中には冷や汗。
もう毎日がこれの繰り返し。きっと次女もそうやってでも注目されるのが嬉しいんでしょうか。
まあ確かにそのわざとらしい仕草が憎めないんですけどね。
タグ:看板猫 奈良
あひろ屋さんの限定品「鉄瓶 みかん茶色」 [商品紹介]
2月11日、本日は木曜日ですが「建国記念日」で祝日です。
奈良公園では恒例の「なら瑠璃絵」が規模縮小ながら今日から週末まで開催されますし、当店を含めたならまち周辺のカフェや雑貨店などでは、「プライベート美術館」も開催中です。
暖かくお天気も良さそうなので、感染拡大防止に最大限ご注意いただきながら、お出かけください。
祝日ということですが、残念ながら昨日ご報告したとおり、猫スタッフは今週も自宅待機となっています。なるべく日々の姿をご紹介しようと思うのですが、予想通りお見せするほどでもない日常です。
某ネット通販最大手さんから届いた日用品のダンボール。
ちょっとよそ見した瞬間に、もう末っ子のお気に入りになっていました。
猫グッズより猫グッズの入っていたダンボールを気に入る・・・というのは代表的な猫あるあるですが、猫グッスでは全くないものでも、やはりダンボールはすぐに盗られます。
さすがにテーブルの上に居られても邪魔なので、窓際にそっと移動しておくと、やはり日がな一日そこからお庭を眺めて過ごしていました。
さてそんな他愛もない話はさておき、本日も商品のご紹介です。
あひろ屋さんより、手ぬぐいがいくつか届いているのです。
いちばんにご紹介したいのは、見慣れた手ぬぐい「鉄瓶」の、見慣れない色。
「みかん茶色」といいます。
こちらは新色ではなく、2020年春から行われた「鉄瓶 手ぬぐい20周年フェア」という企画での限定色なんです。
「鉄瓶 手ぬぐい20周年フェア」とは、その名の通り「鉄瓶」の手ぬぐいが発売から20年になるのを記念して、今まで染めたことのない色合いで・・・と数量限定で染められたもの。
第一弾が萌黄色で、残念ながら当店はそのタイミングで発注できず、未入荷のまま販売終了。
そして第二弾がこちらの「みかん茶色」。
こちらはお客様からのリクエストもあり、またアカートも大変気になっていたので、満を持して発注させていただきました。
本当に美味しい時期のお蜜柑のような、渋くてコクのある色合いが、とても素敵です。
ミカン=オレンジというと夏の太陽のような元気なイメージですが、この色は冬の炬燵が似合う、温かみのある落ち着いた色合い。
さすがあひろ屋さん、そしてこの微妙な色で染め上げた注染の職人さんにも脱帽です。
さて。
この手ぬぐい「鉄瓶」のみかん茶色、すでにあひろ屋さんのほうでも完売しており、当店にも卸販売の最大数である5枚しか入荷しておりません。
そんなわけで大変申し訳ございませんが、限定品のため店頭のみの販売とさせていただきます。
また店頭でのご購入もお一人様1枚とさせていただきますので、何卒ご容赦ください。
こんなにカワイイので、できるだけ多くのお客様にお買い求めいただきたいのですが、本当に残念です・・・。
余談ですが、そういえば今開催中のプライベート美術館で、当店に飾っている絵も「ミカン」でした。
この絵のミカンも、茶色に近い濃いオレンジでとてもおいしそう。
なんだかミカンに縁のある今日この頃です。
2/11(木・祝)および13(土)14(日)も猫スタッフはお休みです [お知らせ]
調理にも食卓にも。万能な竹べら [商品紹介]
2月9日(火)定休日明けの本日も商品の紹介です。
先日の「ちょうどいいスプーン」に引き続き、大分の竹製品工房「雅竹」から届いた竹べら。
大きさは25cm。天然の孟宗竹にポリウレタン塗装が施された竹のヘラは、炒めものなどフライパンの上で食材をかき混ぜるのにちょうどよい形状です。
素材が竹ですので、ほどよく柔らかく、フライパンの表面の加工などを劣化させることがありません。
厚みはそこそこあり、たわむほどの柔軟性はありませんが、むしろガッチリした剛性感で安心して使えるという感じ。
そしてここがポイントなのですが、形状が少しだけU字型に曲がっています。スプーンのようなくぼみではなく、靴べらのようなかたちです。
この曲がりのおかげで、食材をすくい易くなっているのです。
炒めものをして、そしてお皿にもりつける。一連の動作を1本で。洗い物もすくなくてすみます。
そして役割はもうひとつ。
25cmという調理器具としてはギリギリの短さなのですが、そのコンパクトさを生かして、食卓でとりわけ用のサーバーとしても使える大きさなのです。
きめの揃った孟宗竹の繊維質が、食卓でも美観を損ねません。
一家にひとつ欲しくなりますね。
平らすぎず、長すぎず、各種要素が絶妙なバランスで成立している、まさに万能な竹べら。
価格は税込み1,210円です。
本日も猫は自宅待機。流れに逆らわずに過ごしています [その他]
2月7日日曜日です。
今日も昨日に引き続き、日中は暖かく、過ごしやすいお天気になりそうです。
昨日の土曜日、ならまちは若い人を中心に、久しぶりに人出が多かったように思います。
近県の緊急事態宣言は延長されたとはいえ、日々伝えられる新規感染者数も落ち着きはじめたことで、少しこころにゆとりが生まれたという感じでしょうか。
引き続き細心のの注意は必要ですが、こうやって多少の緩急があるほうが、ギスギスした世の中が続くより何倍もマシなのかもしれません。
と、言いながら、ACART LIFESTYLEには本日も猫スタッフの姿はありません。
こうやって人が増えたときこそ、より一層の注意が必要ですので、本日も引き続き自宅待機が続いています。
猫たちはそんな人間界のもろもろを知っているのか知らないのか、いつも気ままに過ごしているように見えます。ただ完全に自分勝手というわけではなく、時間とともに移動する陽なたに合わせて過ごす場所を変え、寒ければ布団にもぐり、暑くなると涼しい場所で休みます。
彼女たちは彼女たちなりに、状況に逆らうこと無く、まわりに合わせて過ごしているのでしょう。
人間が忙しそうにしているときは、面倒事から遠ざかるためでしょうか、そっとどこかに消えてしまい、人間がのんびりしていると、そっと膝の上に狙いを定めてひらりと飛び登ってきて寝てしまいます。
これから春が来て、また夏になり、新型コロナの感染が穏やかになったり激しくなったり、街に人が溢れたり、まったく気配が消え去ったり。そんな日々がまだしばらく続きそうですが、無理して逆らっても仕方ないことがたくさんあります。
考えすぎずに過ごすのも悪くないですね。猫みたいに。
なお本日は暗くなったら(18時で)閉店となります。ご迷惑おかけしますがよろしくお願いいたします。
鹿寄せが中止に。なら瑠璃絵もさらに縮小・・・。 [奈良のこと]
2月6日土曜日です。
直前のお知らせで恐縮ですが、明日2/7(日)の営業時間は18:00までとさせていただくことになりました。ご迷惑おかけしますが、お間違えのないようよろしくお願いいたします。
そして今週末も猫スタッフは自宅待機となっております。
せっかくの週末、日中は晴れて暖かそうなお散歩日和ですが、不要不急の外出は引き続き慎むべき今日このごろ、何卒ご了承ください。
もちろん猫スタッフたちは元気です。
機嫌よく寝ている姉ふたりと違って、末っ子は寝る間を惜しんで遊ぶタイプなのでしょうか・・・。お休みの日なんかは人間スタッフがごそごそ何かを始めると、ずっと傍らで一生懸命その姿を眺めたり、時にはちょっと邪魔したりします。
そして人間が出かけてしまったり、相手にされないときは、仕方なくこうやって座ったまま寝ているのか、ただ目を閉じているのか・・・。
とにかく自宅待機の週末、今頃きっとこんな感じでしょうか。
さて、つい先日ご紹介したイベント情報ですが、さっそく少し変更がありましたのでお知らせいたします。
ちなみに変更となったのは、冬の鹿寄せとなら瑠璃絵。
どちらも2月7日に終わると言われていた近隣県の緊急事態宣言が、1か月延長になったことが大きな要因だと思われます。
まだ当店がご紹介してから1週間も経っていませんが、どうぞご了承ください。
残念ですが以下の通りですので、ご参考にしていただければと思います。
冬の鹿寄せ
全日程を中止。
当初予定開催日:令和3年1月8日(金)~3月6日(土) 金~日・祝
第12回 なら瑠璃絵
2月11日(木)~2月14日(日)
・点灯時間変更:当初予定17時~21時を17時~20時に時間短縮。
・春日大社御本殿夜間特別参拝:中止。二之鳥居からの参拝となります。
・祈願祭:新型コロナウイルス終息祈願に変更。期間中は18時から二之鳥居前にて執り行われます。
・夜参り提灯:中止
・興福寺や東大寺の夜間拝観も20時までですのでご注意ください。
なら瑠璃絵、20時消灯というのはかなり早いですね。ただこれも仕方のないこと。
そして鹿寄せは1月のみ中止のはずだったのが、全日程が中止となってしまいました。
どちらも残念ではありますが、またいつか自由にお出かけできるその日まで、待つことにしましょう。縮小開催ですがなら瑠璃絵は来週2/11(木・祝)から。
帰り道で少しだけでも見ることができたら、また写真など撮りたいと思います。
今週末も猫スタッフはお休みです [お知らせ]
2/5(金)になりました。
本日はあっさりと、週末についてのお知らせです。
やはり明日明後日の週末も、猫スタッフの出勤はお休みさせていただきます。
楽しみにしていただいている皆さま、誠に申し訳ありません。
自宅待機の猫スタッフたちは、変わらす元気にやっております。
三姉妹とも日中は陽があたって暖かいリビングでゆったりと過ごし、日が暮れると暖房で暖かいリビングで、やはりゆったり・・・。
酷暑の夏場は三姉妹が思い思いに家のあちこちで過ごすのに対して、寒い冬の日は、三姉妹どうしも、そして人間とも、ぐっと距離が縮まるのが唯一のメリットです。
でもそろそろ春が恋しいですね。
寒さも、そしてコロナも、早く少しでも穏やかになればいいのですが。